けいこ日誌

劇団ひの第85回公演

二人の長い影

menu前ページTOPページ次ページspace.gifHOMEページ

清水 恵
2013年3月20日(水)

暖かくなってきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
もうあちらこちらで桜が咲きはじめています。
私の職場では冬眠していたかえるたちが…
春ですね。
ぽかぽか陽気で眠く…なっている場合ではありません。
今日もけいこ場はあつい!

本番前最後のけいこ。
最後の最後まで各場面磨きをかけました。
予定時間を2時間もオーバーするほどでした。

さて、あとはお客様に観ていただき、どんなことを感じていただけるか。
私たちはどんなことを伝えることができるか。
楽しみでもあり、ちょっぴり怖くもあります。

ステキな舞台に仕上がっています。
ぜひ、ご来場ください。
お待ちしています!

桐生 望
2013年3月17日(土)

今日はリハーサル。3月になりここ数日で一気に暖かくなってきましたね。
音と照明をあわせて行いましたが、暑いですねぇ…軍服だから暑いなあ・・・
そんなことは置いておいて…今日はまず午前中から音響と照明の転換を重視した通しけいこ。
そして午後からのリハーサルではついに?お化粧をしました!
今回のリハーサルはカメラマンさんが撮影しているところでのお芝居でした。
リハーサルではいくつも修正点が見つかり、ダメ出しと抜きけいこ。その後、照明の調整を行っていました。
音響や照明などのスタッフの皆さんはいつも深夜まで残ってやっていただいているようです。ありがとうございます。
一番最後のシーン。いつも現代の役を演じられているみなさんの演技に感動してしまいます。
そしてカレー。おいしかったぁ~…ぼくも本番に向けて詰めていかなければ。
いよいよ残り一週間を切りました。くれぐれも体調には気を付けて、ラストスパートです。
皆さんに笑顔になってもらえるようなお芝居を、ご期待ください。

北村 有己子:久美子(青年期役)
2013年3月10日(日)

今日は、2週間ぶりの稽古だったので、ドキドキしました。
他の役者さんたちが、すごくうまくなっていて、不安や焦りを感じました。もっと頑張らなければ!!
セリフもまた早くなっていたり、動きが抜けていたりしたので早く元に戻って、レベルアップしていきたいです。

午後には、照明を当ててやりました。
初めてだったので緊張したと同時に、客席からはどう見えているのか見てみたいなぁと思いました!!
また、夜は、午後にやった照明の直しをしました。
佐藤さんが、要望を言うとそれに合わせて、明るくなったり、暗くなったり、照明から照明に変わるスピードが速くなったり遅くなったりして、面白かったです。
あと、5回くらいしかない稽古一つ一つ大切に充実した稽古にしていきましょう!!

表 美子
2013年3月3日(日)

いよいよ3月。(今日は、おひな祭り)
公開稽古で指摘された場所を検討、練習しました。
13時~体操、発声のあと、まずは、小林家の久美と栄一のシーン。
会話になっていなかった部分を会話にしていく努力をしました。
台詞の解釈を変えると、雰囲気もがらっと変わります。言葉の魔法のようです。
これだけ稽古をしても、まだまだ台詞の掘り下げが甘いことに気づき、新たな発見があります。
稽古をしていて演劇って面白いなあと思うところです。
私のくせ(台詞上の)もいろいろあって《早口とか、間をあけすぎるとか、関西弁だったり、イントネーションだったり》
やっと修正されてきたかと思ってます。
言われてそうなんだと思うことも結構あって、ほんとによりよく仕上がるよう練習を重ねています。
あと少しだけど、まだまだあるぞと気合いをいれてま~す。
私は練習18時までですが(いつも大慌てで帰って夕飯の支度をしています)、それ以降は、坂崎家のシーンに移りました。
どう仕上がっていくか、乞うご期待。

榎本 光雄
2013年2月24日(日)公開けいこ

 合宿から早や2週間が経ち、きょうは、公開けいこの日。
 前日の会場づくりで客席も大方出来あがりました。舞台装置と相対する
 ように見える客席はちょっぴり、威圧感さえ感じた。
 いや、これからけいこを重ねて本番では客席と舞台は一体化するはずだ。

 さて、朝9時30分から集合した劇団員は普段の、けいことは、また違った
 雰囲気の中、体操、発声を済ませ、まずは通しけいこ。私自身、久しぶり
 の通しけいことあってなのか、1幕が終わる頃は少し、間延びした感あり。
 あ、これはいけないと、気持ちを立て直す。

 そして午後3時からは、劇団に関わる方々を迎え、いよいよ公開けいこ。
 約2時間の緊張感の中、公開けいこは終了した。合評会では、役者ひと
 りひとりに対する感想や、表現法などの貴重な意見をいただき、参考に
 なりました。公演まで、あと1カ月を切り、気持ちを新たにした1日で
 した。公演の成功に向けみんなで頑張ろう!

川上 剛
2013年2月16日(土)

 先日行った合宿のダメ出しからスタートでした。
本番前の大事なステップでもある公開けいこに向け、修正するべき点を再認識しました。
 その後、1幕1場から、けいこ開始。自分の視線が落ち着いていないとの指摘がありました。
演技中、どこに視線をやったらいいかわからなくなることがあります。
舞台上では他の登場人物と会話をしながらも、お客さんのほうにも顔が見えるようにしなければいけない。
確かにそうですね、自分も見る立場だったら、役者さんの顔に注目しますもんね。
自分にとっては難しいですが、自然に出来るようにしたいですね。
 演技ももちろんですが、転換も頑張らなければ…。良い舞台にするには、周りの雰囲気もとても大事。
転換、装置の動き一つにも気を配りたいと思います。
 これからも自分を高め、3/23からの公演を良いものにするよう頑張ります!

荒谷 郁男
2013年2月11日(月)

この日のお昼を頼まれていたので、前もって買っておいた野菜のうち里芋などの根菜類をカットして劇団に向かった。
磯崎さんと榊原さんがうどんをゆでていた。という訳でお二人の援助で煮込みうどんができたのです。
おいしかったと言われて嬉しかったです。 通しの稽古では、せりふが出て来なかったところが多々あり、皆さんに迷惑
をかけました。練習不足です。磯崎さんから電話で、練習の仕方のアドバイスをいただいた。ありがたかった。
早速やった。公開稽古で見せられるように頑張りたい。

写真左:うどん調理中  写真右:みんなでお昼の様子

磯崎 百合子
2013年2月10日(日)

今日は合宿の1日目。年がいもなく、興奮して朝早くから目が覚める。合宿は公演前の大事な一つの通過点だ。
それと、今日は西島さんのスペシャル、オリジナル音響が聞ける日でもあり、大変楽しみだ。
午前中は水曜日にやったところのだめだしだ。それと私は夕飯のカレーづくりがある。
何かをやりながら、何かをつくるというのは得意なので、大丈夫!味はとにかく。
午後からいよいよ音あわせ。さすが西島さん、脚本にピッタリな、素敵なものばかりだ。
私が一番気に入ったのは、真吾がぎっくり腰に、なるところだったのに、なぜかカットになった、残念!
夕飯は榊原さんが作ってくれたサラダとカレーだ。
あまったご飯は、明日、おむすびでもつくろうと多めに炊いたご飯がほとんどなくなってしまった。
美味しかったあ!ということだろう。
7時すぎから「通し」に入る。うーん。初めて音が入ったからか、朝からの疲れがでたのか、いまいちだ。
でも課題も見えてきた。まだまだ明日があるさ。--------
10時頃からごくろうさんの飲み会になる。
冷たいビールがおいしいね。おでんにつける、辛子とおなじぐらい、きいた反省もあり、夜が更けていきました。

写真左:けいこの様子 写真右:交流会の様子

細樅 翔太
2013年2月3日(日)

「鬼は外 鬼は外 鬼は外」
戦争を知らない“今”の人たちは福は内と言えますが、終戦時の日本ではその考え方そのものが冒涜扱いをうけるんだろうなと勝手に思ってしまいます。
ここからが本編です。
清めの日である節分に通し稽古を、と思ったら細樅が遅刻だ。
あの眼鏡河童ーー (この発言は自作自演です決して誹謗中傷などではありません。)
全員集合しいざ通し稽古が開始と思いきや小林家のパネルにトラブル発生、やはり清めよと言うことなのでしょうか?
パネルさんの鬼は外が終了し再開、中村登美枝さんの話を聞いての一週間で皆さんのこの物語に対する思いと考えがしっかり固まり一層雰囲気がでてきたなと思います。
しかし細樅の雰囲気は軽い。もっと重くしなさい(自演です)
ですがここ最近あまり練習できていなかった場面にかんしてはセリフが飛ぶなどが多発、練習量の差が明確に現れたなと思います。
やはり日々の鍛錬が大切と言うことでしょうか?
そして予定より時間がかかってしまいましたがなんとか通し稽古が終了。
つかの間の休憩後真吾(青)と久美子の個人レッスン、
体力と集中力の限界の中頑張る2人、そして外野から偉そうに2人のミスを指摘する細樅、あなたは自分のミスを反省しなさい(自虐)
本番まで2ヶ月を切りました。半年あった期間も3分の2を消化、いよいよラストスパートを掛け始めたなと感じました。
では次回のけいこ日誌“バレンタイン直前増刊号”でお会いしましょう。

え…次回の執筆者私じゃない?
なんと……

高野 智子
2013年1月27日(日)

 1月27日(日)の勉強会(『二人の長い影』主人公のモデルである中村登美枝さんにお越しいただき、
実際に「引き揚げの頃のこと」をお話しいただきました)、その後の稽古、お疲れ様でした!
中村さんには遠いところお越しいただいての、大切なお話…本当に感謝です。

 圧倒されてしまって、感じたことがことばになりませんね…。
引き揚げのお話にも胸を打たれましたが、帰国後の周りの方との関係性などのお話も、
単に”お芝居の参考”というより”自分の糧”になった気がします。
長い年月を通してもたれてきた想いを垣間見させていただき、思わず何度も涙でした。
その後のQ&Aでも、芝居をしているからこその視点に加え、お客様からの観客に近い視点でも、
貴重な見方をいただけたような気がします。

 その後、2-5,2-2,2-7,1-2という順で自主稽古を行いました。
質問や意見をもらいつつ、転換時の打ち合わせや、仕草や台詞のタイミング・意図など、
普段後回しになりがちなところが中心…まだまだ要検討です。
演出助手が続出!?する場面もありつつ、特に二人の再会に対する栄一さんの不安の表現は、
一歩前進したのではないでしょうか♪

 これから合宿に公開稽古と、正念場が待っております。
風邪に気をつけて、がんばっていきましょう!!

写真左は勉強会の時の集合写真です。右は中村登美枝さんです。

menu前ページTOPページ次ページspace.gifHOMEページ

- Topics Board -