けいこ日誌

劇団ひの第85回公演

二人の長い影

menu前ページTOPページ次ページspace.gifHOMEページ

清水 恵
2013年1月19日(土)

寒いですね。皆さんいかがお過ごしですか?
まだ道路脇や街のあちこちに先日の爆弾低気圧の名残が見られます。
私も今日ようやく駐車場から車を出すことができました。
昨日まで修学旅行に行っていた高校生たちからのおみやげを食べながら(おいしかったぁ。ありがとう!)
さぁ今日も元気にけいこです!

今日はチーム坂崎家中心のけいこ。最後のシーンを丁寧に創りました。ここはとてもステキなシーンなのですが…難しい。
テンポよく会話を弾ませたいのに、まだまだ会話になれません。
う~ん。まだまだ「父娘」になれていないなぁ…。

今日は朗読・語りでご活躍されている岡部政明さんが来てくださり、助言をいただきました。

戦争を体験した方は語ることができないという方も多い。(今回の主人公もそうです)
私たちは実際に体験したわけではない。だが、私たち役者は、創造して舞台にのせることができる。

今日お話を聞いて、改めて今回のお芝居を創る意義のようなものを感じました。

「せりふ一つ一つに内的ヴィジョンを持つこと」
あと2ヶ月。丁寧に大切に創っていきたいと思います。

桐生 望
2013年1月13日(日)

あけましておめでとうございます。
けいこがこないだ始まったかと思えばもう新年。時間が経つのは早いなあ・・・

今日のけいこでは、年末の通しけいこで指摘のあった場所を中心に行いました 。

僕は「顔が下を向く」ことが課題。
たぶん自分で気づいていない癖なのでしょうが、意識しないと出てしまうので、
しっかりとこれからは注意しなければ。

またセリフの言い回しや表現を創る読みけいこもありました。
言葉も自分では認識していない癖がそれぞれにあるようで、終わった頃にはセリフの雰囲気が
見違えるように変わっていたりして、じっくりと時間をかけた有意義なけいこになりました。

残り半分、本番にむかって精進していこう。

北村 有己子
2012年12月22日(土)

今日は、衣裳合わせと小道具の出し入れを中心に通し稽古をしました。
残念ながら、2幕3場までしか流すことができませんでしたが、いろいろなことが分かりました!!
衣裳では、全体的に茶色の服が多く、場面で色がかぶっていたり、形が同じだったり、その場面に色がなかったりと改善すべきところが、よく分かりました。
小道具では、置き場所や1幕2場、2幕8場など物や人が多いときが大変そうでした。
台詞、動き、衣裳、小道具の出し入れ、転換と覚えることがたくさんで、パニックになりそうですが、あと3ヶ月です!!
頑張りましょう!!

表 美子
2012年12月16日(日)

今日は、立ち稽古と『シベリア抑留』の学習会がありました。
久美さんが、戦争中、結婚を約束した人は、シベリアに抑留されていました。
どうして戦争が終わって、そんな目に会わなければならなかったのか、おぼろげながら見えて来ました。
日ソ中立条約も一方的に破棄し、労働力不足を補うため、一番長い人で11年も抑留されてしまいました。
日本政府がちゃんと調査も対応もしなかったことが、事態を悪くしました。
ふと思うと、シベリア抑留だけでなく、在日朝鮮人の問題、領土のこと、在日米軍のことなど何もかもちゃんとした
責任もけじめもつけないまま、だらだらときたこの国は何だろう、そして、この国では、戦争中、アジアの国々に対して
行った行為に反省もなく、従って子どもも教科書できちんと教えられることなく、大きくなっている(私たちもそうなのです)。
そればかりか、戦争を今にも仕掛けんばかりの勢いのある、妙な人たちもいる。
今日はちょうど衆議院選挙投票日で、よけいにこの国の無責任さを感じてしまう。
ともかく、こんな悲劇が二度と起こらないことを願いたい。
久美を演じることは、プレッシャーですが、なんとか3ヶ月いいものにしていきたいです。

榎本 光男
2012年12月9日(日)

最初は老年期の真吾と久美が電話で話すシーン。
約60年ぶりの相手同士の会話で、長年の気持ちを語る真吾に久美は
「はい」のセリフが多く感情の表現がむずかしそうだ。
そして電話を切った後の久美の心情は・・。どう表現するか楽しみだ。

久美とその主人、栄一の場面では、セリフが舞台裏からのため、動き
をつけてのイメージ作りに挑戦。

私は、介護士の松本との会話で、相手の顔と客席への視線の配分に苦慮した。
これはあらためて感じる舞台表現のむずかしさだ。 
 
けいこで動きも徐々に具体化され表現がふくらんでいく。
 
今日のけいこでは、それぞれ相手役同士での話し合いや、セリフ合わ
せの自主けいこが主流だった。
それぞれの目標に向け頑張ろう!

磯崎 百合子
2012年12月2日(日)

気がつけばもう師走。この日は3時からの参加でした。
ラブシーンが二つ。11年ぶりに会った二人。思わず抱き合う。
そしてそれから、五十余年ぶりに会い、アイラブユー。そこの稽古でした。
どちらも爽やかでしたよ。頑張れー!
こっそりと、久美の小さなノートを、見てしまった。
左側には台詞がぎっしり書いてあり、右側にはその時の、動きなどが書いてある。すごいよ。頑張ってるなあ。
まだまだ努力が足りないと、反省しました。
稽古はいつになく、笑いがたえないのは何故?若い人たちが多いからかなあ。------
いいことだなあ。

荒谷 郁男
2012年11月25日(日)

1時から体ほぐしの体操、発声練習。
すぐに第1幕1場の練習。台本を離してということだったが、続かなかった。
オープニングの第一声、電話の場面、緊張する。
3時から韓国の近現代史を学ぶの勉強会。
盛り上がったのは、第1幕3場の真吾と久美子の抱擁シーン。
いいなあ、若いって。

menu前ページTOPページ次ページspace.gifHOMEページ

- Topics Board -