けいこ日誌

劇団ひの第89回公演

ブンナよ、木からおりてこい

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清水 恵 : ヘビ チョウ 蛙12
2015/06/21

梅雨ですね。
暑くなったり涼しかったりの気温差にすっかりやられてしまっている清水です。
みなさんはいかがでしょうか?

さて。
そんなこんなで、今日はゲネプロ。
お客さんがいないだけで本番と同じようにやるものです。
衣装に着替えて、メイク!
準劇団員たちのほとんどは初メイク。
劇団員やお母さんたちに手伝ってもらいながら、てんやわんやです。
なんとか終えて、準備万端。
けいこ場に緊張感が漂います。
さぁ。ゲネプロのはじまりです!!

準劇団員たちが演じる蛙たちがいきいきと舞台上を跳び跳ねています。
きっと先日開かれた蛙会議でそれぞれのキャラクターや蛙同士の関係性などが話し合われた成果が出ているんだと思われます。
蛙以外の生き物(劇団員)たちも負けていられません。

このお話に出てくる生き物たちはみんな一生懸命、命がけで生きています。舞台上のさまざまな生き物たちの死、そして必死に生きる姿を通して、かけがえのない今日に気づけたり、明日への一歩に繋げることができたら、と思います。
ぜひ、ぜひ、劇場に足をお運びください。
お待ちしております。

「生きて生きて輝け!」

坂間達憲 : 雀2、月、蛙9
2015/06/14

外に出ると、鳥や虫の姿や鳴き声にとても敏感に反応しちゃう今日この頃。

自分の役である雀を見ると、「あ、僕だ!」と思うのは、頭がこのお芝居の色に染まっている、のめりこんでいる証拠なのでしょう(決して頭がおかしくなったわけじゃないよ!(笑)

今日はじめは、蛙が出てくるシーンをけいこをしました。

前日に決めたそれぞれの蛙の関係性を意識しつつ、公開けいこの映像を見ながら、動きを確認したり、変更したりしました。

その後は通しけいこをやりました。途中止めながら動きやセリフ、表情を確認しました。今日は音響がありませんでしたが、音響があるのとないのとではやっぱり雰囲気が違うなと感じました。

みんなはお芝居をしているとき、目に何が映ってるかな?頭の中で何を想像しているかな?

僕は頭の中で、蛙のシーンなら沼や草、お寺、空とか周りの景色を想像したのを目に映し出しているような感じでいます。

それと同時に、正面には300人のお客さんがいるホールを想像して、これも目に映し出しています。

こうやって想像した世界に100%入り込むと、現実世界が想像の世界になる。つまり、夢の世界に入り込んだのと同じような感覚だね!

その想像の世界をできるだけ100%近くに保ちながら、自分のセリフを言ってみよう!そうすると、想像している情景や気持ちの通りにセリフが言えたり、お客さんを意識することで声を大きくすることができたりするよ!

みんなはけいこをし始めたばかりの頃を覚えているかな?
最初はセリフも動きも歌も踊りも覚えるのに精いっぱいで全然うまくできなかったけど、やっぱり一生懸命練習した努力は報われるもの!

みんな見違えるほど、とてもうまくなっているよ!

公演に向けてラストスパートをかけて、公演当日に観に来てくれたお客さんや劇団を支えて下さった皆さんを感動の渦に巻き込みましょーーーう!!

北谷多嬉 / ツグミ・蛙1
2015/06/7

こんにちは。高校生になり、準劇団員から劇団員に、新たなスタート地点に立った北谷多嬉です。(前回の「けいこ日誌」は3月でしたので、まだ中学生でした。)
 今日は大事な「公開けいこ」の日。合宿やレコーディングを終え、公演の前のひとつの目標としてきたのが、この公開けいこ。今までの成果を、初めて人に見てもらう大切な機会です。今までの中で一番のお芝居を見ていただけるように、みんなで頑張りましょう。
 体操・発声から始まり、一部のシーンを飛ばしながらの通しけいこのあと、いよいよです。
 衣裳に着替えると、一気にブンナの世界が広がります。今日のお客さまもそろい、公開けいこが始まります。お客さまがいると、いつもより緊張しますが、普段と同じように楽しくカエルを演じることができました。転換にだって気合いが入りました。
これまでの頑張りを出しきり、終了。見てくださり、ありがとうございました。
 この後は合評会となり、感想や気になったところなどの貴重なご意見をいただきます。役者にとってありがたい時間です。おほめの言葉、「こうした方が良いのではないか」というご指摘、どれも私達のお芝居の「栄養」となります。
 公演まであと3週間。残り少ないですが、より完成度の高い「ブンナよ木からおりてこい」を皆さまにお見せできるように、これからのけいこにラストスパートをかけていきます。

川上 剛 ネズミ、トンボ、蛙11
2015/05/31

朝から、蛙のシーンのけいこ。準劇団員扮する蛙たち、朝から頑張っていますね。本番まであと1ヶ月を切りました。みんなで頑張っていこうね!
昼はレコーディング。浅川少年少女合唱団の方々も来られての、歌のレコーディングです。みんなで、“今日を生きるよろこび”、“いのちのかけはし”、“自由に大空を飛びたい”、“夏の日ざしはときめき”を関野先生の指導のもと、仕上げていきます。仕上げて、いざレコーディング!レコーディングするときって、緊張しますね。
ここで決めなきゃ(録り直しになる)って思ってしまうので、リラックスしないとと思ってもなかなか出来ない。でも、みんなで力を合わせて、良い歌声を録音するぞってなって…。良い歌声、録れたと思います。浅川少年少女合唱団の方々、本当にありがとうございました。多くの方々のサポートがあってこそ舞台が出来ていくのだと改めて感じます。

その後は、“ぼくはトノサマ”と、ト書きに書いてあるセリフ等のレコーディング。
自分もセリフのレコーディングしましたが…、お客様にどう聞こえるセリフになっているか?セリフの録音の後、木の上のけいこ。今回の芝居、蛙(沼)の場面と木の上の場面があります。どのようにつながっていくかは…見てのお楽しみ。

レコーディングも終え、本番までラストスパート。皆さんに良い芝居と言って頂けるように頑張るぞー!!

表 美子:老蛙
2015/05/24

合宿2日目。午前中はダンスの稽古。高橋弘子先生の指導のもと、練習。老ガエルもがんばって3曲おどります。いやはやなかなか飲み込みの悪いカエル(私のこと‥)に根気強く、教えていただいています。(感謝!)ステップのひどいこと。本番までに何とかしなくっちゃ。ともかくもっと元気に思いっきりやりたいと思っています。
お昼は、準劇団員のお母さんたちの手によるカレーとヨーグルトのデザートまでいただいて、おなかは苦しいくらい!午後は、部分稽古のあと、通し稽古です。はじめて衣装を着て練習です。どんな衣装かって? それは、ひ・み・つ。当日をお楽しみに!通し稽古なんとかできましたが、表現は中途半端、まだまだだな~。あと1ヶ月もっとみがかなければなりません。(ファイト)ともかくかたちはできてきまし
た。乞うご期待!!

榎本光雄:百舌、ミミズク、蛙7
2015/05/23

合宿第一日目、朝10時前、劇団員そして今日も元気な準劇団員たちが顔をそろえた。
2日間の合宿の説明のあと、昼12時まで関野先生による歌のレッスン。唄う時は自分の思っているよりも3倍表現するようにと言われ、息をする場所、言葉の意味等を細かく指導いただいた。気ずいたこと、言われたことは記録し書きとめましょうとも言われた。人間の記憶は1日たつと80%近く忘れてしまうということを以前、私も聞いたことがある。忘れてしまう前にまず、記録として残しておこう!
昼食の後は、西島さんに来ていただき初めて音を入れての通しけいこだ。けいこの緊張感の中に「今回の芝居にはどんな音楽や効果音が用意されているのだろう」と楽しみも加わり、けいこは進む。17時過ぎの休憩時間には良子さんや、準劇団員のお母さん方におにぎりを作っていただき、お腹を満たしたところで、さあ、けいこ再開。準劇団員たちも頑張りをみせ、あっという間に3時間が経ち、きょうのけいこは終了。
20時過ぎ、合宿恒例の銭湯で汗を流し、交流会では1人1人、役柄についての想いを語り、笑い、そして夜は更けていったのでした。
公演まであと1カ月余り。私は今、ミミズクの役づくりのため佐藤演出からの提案である夜空の月に向かってイメトレ中。ほうほうー。

荒谷郁男:和尚さん、牛蛙
2015/05/17

12時45分から体操・発声練習。1時から前回の続きの4場から稽古がスタート。 蛙たちの「蛙の夜回り」の振りつけの練習。楽しそうだ。そこへ和尚が登場。沼に向かって餌をまく。どの辺りに巻くのか、しかもリズミカルに。水曜日の特訓を受けてやってみた。蛙たちがわれ先に奪い合う動きの練習も入った。途中をとばしながら最後の11場。「今日を生きる喜び」を歌い踊っている時に、ダンスの講師の高橋先生が見えられた。
少しの休憩の後、ダンスのレッスンが始まった。土日の合宿でさらに磨きをかけていかなければならない。がんばるぞ。

中田 有 : 雀、蛙10
2015/05/10

共同作業が終わってはじめての稽古。稽古場に足を踏み入れて感動しました。脅威のデカさのトビの幕に色鮮やかに季節を表す装置たち。ぐっと世界に引き込まれそうです!
今日は関野先生による歌レッスンがありました。私は歌うのは大好きなんですが……
正しい音程が取れない!関野先生の指導はとても丁寧で、不安な箇所はできるようになるまで何度も練習できました。
次の段階は、歌詞の意味を表現する、です!例えば実際に関野先生に聞かれたこと、
「今日を生きる喜び」の「今日うまれる新しいできごと」のは何なのか?ブンナの世界の蛙の視点で。 その時はパッと思い浮かべることができませんでしたが、家かえって考えました。
小さなオタマジャクシの兄弟達に足が生えたとか、ジャンプを自己記録更新したとか、友達が増えたとか…。
具体的な想像をすると、気持ちをのせやすく、歌に厚みが出てくるのかなと思います。
そういうことを考えながら、歌も芝居も表現を深めていきたいです。

下平由美:ブンナ
2015/04/26

すっかり、春らしくいやもうすぐ夏の気配すら
感じる今日!
けいこ日誌を担当します、ブンナ役の下平です。
今日は、初めての通しけいこです。
さあ、台詞を覚えているかな?
動きは覚えているかな?みんなドキドキです。
午前中のけいこは劇団員のみ、椎の木の上の場面のけいこです。
前回の公演の時に使った木のへりのセットを立ててみて圧迫感を感じてみたりしました。
前回公演している私にとっては「おーなつかしい!」
でも難点は移動するのにとても重い。今回は新しく軽量化した
セットが作られる予定です。
13時になると準劇団員たちがぞくぞく集まってきました。
体操発声、復習のあといよいよです。
台詞は忘れてしまってもプロンプと言って舞台に出ていない劇団員が台詞を脇から言ってくれますので、ひとまず通しけいこのはじまり!はじまり!

「あれ?私どこだっけ」とうろうろしちゃったり
しーーーーーーーん。
「ン?私の台詞の番?」
なんて場面もありましたが、それでも芝居が流れていくに連れ「ブンナ」の物語にみんなが引き込まれて行きます。
準劇団員たちも出番が終わると熱心に舞台に視線を向けています。
笑ったり、ちらっと横目でみたり、台本と見比べながら観ていたり。
やっぱりお芝居に素直に反応してくれる子どもたちがいると気合い入りますね。
本番はたくさんの子どもたちに観に来てほしいな。
そして通しけいこは終わったみたい???
なんとか通せた希望の光はありますが
いやーまだまだ伝えきれていないブンナの気持ち!
役を深めなきゃ。
公演まで後2ヶ月。さぁ来週のけいこに向けて、おっとっと!

ゴールデンウィークは共同作業、装置や衣装を作るのでけいこはお休み。
自主けいこに励みます。
よし!!やるぞ!

高橋智子:ブンナのお母さん、蛙8
2015/04/19

日曜日は、高橋先生のダンスのレッスンでした。ダンス・ダンス・ダンス!Let's
dancing !!!

日々の運動不足に加え、年齢もあり、身体が思うように動かない…。
まず、前にタン・ジャンプ、後ろにタン・ジャンプ!これが難しく、タ・ジャンプ、タ・ジャンプになってしまう。もう出来ない事が、自分でも可笑しく、笑いながら、思いっきりの笑顔(^.^)になってしまいました。
そして、5~7人で手を繋いで作る波!!これまた、見た目より難しく、綺麗に出来ない。両足を閉じて、下までしゃがむ。この動作が、結構身体にくる・・・。
そして、小学生の子抱えての、一周くるっと回る動き。テンポがづれ、「痛い!」と言われる始末・・・ごめんね。ちゃんと出来るように、頑張るからね。
そして、何より、躍りに集中すると、歌うことを忘れてしまう。
踊り歌も、きちんと頭に入れないといけないと、つくづく感じました。
練習終わりに、佐藤さんから、復習が大事とのお話がありました。頭の中でも、紙に書いてでも、きちんと復習しないと、自分のものにはなっていかない。
本番まで、あと2ヶ月。稽古に集中し、セリフも動きも、歌も踊りも、悔いの無いようにしていきたいと、思った一日でした。

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