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三輪多紀 おかあさん
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2018/12/16
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12/16(日)
いよいよ公演最終日!10回も公演を行うのは初めてで、初日は終わりが見えないト ンネルに入ったような気持でしたが、振り返ってみればここまで、あっという間だっ たような気がします。すでに8回こなしていることもあり、舞台裏の動きもかなりス ムーズに行えるようになりました。今回はおきなわ亭の出入りのために出入口が大き く取られているので、裏の音がダイレクトに客席に響きます。裏では次の場面のため の準備を行っているのですが、できるかぎり音を立てないように、どうしても音が出 てしまう作業は大声のセリフや音楽のある時に合わせて行うように、気を配っていま した。常に自分の発する「音」との戦いであった今回の舞台裏でした。
舞台の方は、どうでしたでしょうか?みなさん、今までの力を出し切れましたか? 「おかあさん」がカウンターの中から見た、最終日のおきなわ亭は、みんなのリアク ションも普段より大きく、のりがよく、そしてよくそろっているような気がしまし た。何度も公演を重ねたことで、おきなわ亭に集う者同士、心が一つになれたのです ね!そんな素敵なおきなわ亭ですが、公演終了とともに閉店となります。さみしいで すが、予定通り10回、無事開店できて本当によかったです。今までご贔屓にしてくだ さった皆様、ありがとうございました。
今回演じるにあたって、沖縄について始めて知った事がたくさんありました。自身に とって大変勉強になりましたが、それを気持ちに落とし込んで表現するところにまで には至れず、ふがいない思いをしております。それでも少しでも伝わることがあれば と、毎回丁寧に演じることを心がけました。私にとって大変貴重な経験となりました この機会を、与えてくださったすべての方に感謝しつつ、締めくくらせていただきま す。本当にありがとうございました。 あ! まだ片付けが残ってました! 劇団員の皆様、もう一息、頑張りましょう!
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牧 和彦 ろくさん
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2018/12/15
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12/15(土) ろくさん役を演じている牧です。 連日、寒い日が続いていますが、稽古場内は熱いですね。 そんなこんなで、今日は8ステージ目。 明日、千秋楽を迎えるまでになりました。 ここで、重大な告白。 実は昨日、私はろくさんの台詞の重要な箇所を飛ばして、喋ってました。 もちろん、そ知らぬ顔で、ごまかしてました。すいません。
演出の佐藤さんに指摘されて、今日のステージは、台詞を的確にお客様に伝えてい く、という目標を立てました。 さて、どうなりますか。 明日の千秋楽へ向けて、さらに磨きをかけていきます。
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細樅翔太 ギンちゃん / チンピラ1
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2018/12/09
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12/9(日)
公演も半ばに差し掛かり、間も無く6回目を迎えました! 今回、熱き公演を実況するのはオウマチャンことギンちゃんです。外はひんやり、中 は熱々とまるでなぞなぞのような状況、昨日までの過ごしやすさが嘘のようです。急 激な寒暖差にお客様もさることながら、劇団員スタッフも気をつけていきたいところ であります。
さて、今回は諸事情により一部のスタッフを変更しての公演であり、劇団員及びス タッフの緊張感も凄くなっております。本日で全体の2/3を超えますがまだまだ役者 も、油断は禁物で千秋楽を迎えたいところであります。 次回からはいよいよラストスパートを迎えます。果たして私は無事にたどりつけるの でしょうか? 以上、何故か熱気味のギンちゃんがお送りしました。次回につづく!
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清水 恵 / 梶山先生、村人
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2018/12/08
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12/8(日)公演
暑かったり、寒かったり。 忙しい天気に振り回され、思いっきり風邪ひいてる清水です。 この1週間ハスキーボイスで過ごしましたが、何とか公演では声が出るようになっ て、ホッとしました。 今回の公演はいつもより期間が長く、3週に渡っています。体調管理はしっかりしな くちゃとあんだけ言ってたのに…
と、いうことで。 今日の公演でちょうど半分。 1週間ぶりの本番は、とてもドキドキします。程よい緊張感と気持ちを保つのも、長 い公演期間だと難しい。ちゃんとできるのか、とか、要らぬ心配で頭がいっぱいに なったりします。 そんな気持ちを払拭するように、みんなで確認し、本番に挑みます。
今回の私のテーマは「伝える」。 お客さんにはもちろんですが、今回の役、梶山先生として、ふうちゃんにいかに伝え るか、を考えています。 先生という職業は、生徒に先人たちが積み重ねてきた知識だけでなく想いも伝えてい く仕事なんだなぁ、と。最近思います。 「今ある生がどれほどたくさんの死や悲しみのはてにあるか」ということをふうちゃ んや沖縄亭の人たちから学び、 先人たちに託されたことづけを次の世代にきちんと伝えていかないと。 そんなことを考えながら、授業のシーンに立っています。 役者もいろいろ考えさせられているお芝居です。 観てくださる皆さんと一緒に考える空間になるといいなぁ、と思っています。 ぜひ足をお運びください。
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北谷多嬉 /ふうちゃん
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2018/12/02
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12月2日(日) 公演
1日2ステージにドッキドキの北谷多嬉です。
昨日、無事に初日を終え、今日は10時からと15時半からの2回公演です。10時の公演 までに、声と身体を万全な状態にしなければ!!
みんなで体操・発声をして、それぞれのコンディションを確認。バタバタしながら、 衣裳を着て、メイクをして、もう客入れ。は、はやい… 朝の公演でしたが、思ったより声が出ていたので、安心しました〜。 そして、怒濤の勢いで15時半の公演。 1日2ステージ、どうなることかと思いましたが、やりきりました。
久しぶりに、稽古場公演をやりましたが、やはりお客さんとの距離が近い! 役者にとって、お客さんの反応をより近くで感じられるのは、嬉しいことです。
残り、7ステージ。 お客さんの反応を大切にしながら、最後まで頑張ぞー!
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北原結人 キヨシ
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2018/12/01
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12/1(土)公演
今日は、本番前の稽古とゲネプロ、そして本番いう事で僕の中にはなんとも言えない、重たい物が在る気がしました。午前中は音響照明のキッカケの確認をメインとした稽古でしたが、大人数で動くシーン等は一から通して、役者の動きも確認して行きました。僕自身も出来ていないシーンがあり、時間を貰い動きを確認させてもらいました。午前が終わると、食事等を済ませ、化粧をしました。僕は化粧がまだ上手く出来ないので、毎回時間が掛かってしまいます。それでも何とか、化粧を済ませて、ゲネプロに進みました。今までの通しと違いどんな事があっても劇を止めないので、いつも以上に失敗出来ないと感じました。それでも、細かいミスは有りましたが、自分としては何とかなる様な気がする程は出来たと思います。
ゲネプロが終わると夕食を済ませ、本番に臨みました。百個以上の目に見られながら演技をする事はゲネプロの比ではない程のプレッシャーでした。ですが、それ以上にお客さんに今までの成果を観てもらえるという事は嬉しい事でした。
公演終了後、お客さんを見送る時、何人かのお客さんにとても良かったと言って貰えたのがとても嬉しかったです。
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表 美子 / おかみさん・キヨシの母
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2018/11/25
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11/25(日)
いよいよ本番が迫ってきました。 今日は午前中は基礎レッスン。小鍛冶先生の指導のもと、歌のための体づくり、ダンスリズムをとったり、発声練習をこなし、そして今回の芝居で使う沖縄の歌の練習です。本番と同じく振りをつけて歌ったり、芝居の流れの中で歌っていきます。歌の入り方が揃わなくて遅れてしまったり…難しいのですが、何度かやって合ってきました。沖縄亭の暖かい雰囲気が伝わればいいなあと思います。
さて午後は前日のリハーサルを受けて抜き稽古をしました。これまで原作を読み、沖縄の学習をし、何ヶ月もかけて創り上げてきました。劇団ひのの「太陽の子」も初日までもうすぐです。悔いなくできるよう、がんばりましょう。
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川上 剛 / ギッチョンチョン・刑事
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2018/11/24
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11/24(日)リハーサル
この日は朝から、照明、音響、転換のきっかけけいこからスタート。今回はとても多くの場面からなる芝居なので、きっかけのタイミングもそれだけ多い!照明操作をやって頂く京徳さんが一生懸命に明かりを変えて下さり、場面転換、照明にQを出して頂く鈴木詠翔さんは必死にタイミングを計っておられました。本当にありがとうございます。また、劇団員、準劇団員も、場面転換を行いました。自分の転換する装置、大道具、小道具を把握するのと、転換の交通整理などに必死でした。
午後からは、化粧もして、リハーサルを行いました。演出から、行動、言動が段取りになってはいけない、場面に慣れてはいけない、と指導がありました。その場面が生き生きしてくる為には、その場面が新鮮でなければいけません。その為にも、各役者は、その場面で話されていることに耳を傾け、しっかり聞く。起こったことを新鮮に受け止める(準備をせず)。その上での次の行動であり言動とならなければいけないと改めて感じました。リハーサルでもそれを意識したのですが、どこまで出来ていたか。
本番までついに一週間を切りました。一日一日を大事にしていきたいと思います。 劇団員、準劇団員みんなでさらに高めて、初日を迎えたいと思います!
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榎本光雄 / おとうさん
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2018/11/18
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11/18(日)けいこ
午前中は抜きけいこを行った。 昨日のけいこでの不明なところ、手直しなどであっという間に時間が過ぎる。やはり 役者もこの時期(台詞がほぼ頭に入っている頃)からは演じる者同士、また演出の佐藤 さんへの確認事項がいろいろと増えてくる。
慌ただしく昼食を済ませ照明のきっかけを含めた通しけいこが始まった。初めてあか りが入ることで立ち位置や動きにも調整が入り予定より少しオーバーの18時過ぎに終 了。もう外は薄暗くなっていた。準劇団員たちも長時間頑張ってくれました。
通しけいこの後に照明を担当される京徳さんへ照明操作の感想はとの問いに「大丈夫 です」との言葉をいただき頼もしさを感じました。よろしくお願いします。
さて、おとうさん役を演じる私はまず怪我をしないこと、これは今までの公演でも経 験した苦い思い出です。皆んな、公演まであと2週間、後悔しないためにも体調に気 を配りけいこに励みましょう!
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荒谷郁男 / オジやん
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2018/11/11
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11/11(日)公開けいこ
午前から始めた転換に絡む練習は、休憩をはさんで公開稽古開始直前まで続きました。 いよいよ公開稽古。お客さんは、10人ぐらいだったでしょうか。化粧以外は本番並みでやります。照明はまだ入りません。
プロローグが終わり、1場。三絃(さんしん)を持って袖から入場。すぐ安里屋ユンタを歌います。三絃(さんしん)を弾いて歌うのを目標にしているがまだ駄目。弾く真似も難しい。3場の時、一瞬、集中が切れて、台詞を言うのに間があいてしまいました。これが恐いのです。1幕が終わり、休憩の時、着替えます。今回は、大変ではありません。2幕10場で、「谷茶目(たんちゃめ)」の音楽が鳴っているのに三絃(さんしん)の準備が間に合いませんでした。講評でも指摘されました。
公開稽古というと、私は極度に緊張する方ですが、今回はそうでもありませんでした。台詞は入っていると思います。 講評で指摘されたこと、演出の佐藤さんからダメだしされた所をさらに修正し、磨きをかけて本番に向かって行きます。
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三輪多紀 / おかあさん・村人
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2018/11/08
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11/4(日)
午前中は小鍛治先生による歌のレッスン。今まで正しく歌うことをめざして、音程や リズムばかりを気にかけていましたが、先生からの「この曲がどういう曲なのか、ど うしてここでこれを歌うのかを表現して観客に伝える」というアドバイスに目からう ろこが落ちた思いでした。沖縄っぽい感じや一体感が伝わればいいのかなあ、なんて 思っていたのが、恥ずかしい!頭を切り替えて頑張ります。
午後は通し稽古。準劇団員の子どもたちは、出番以外の長い待ち時間を、狭い場所で 静かに過ごしてくれました。上級生は大人に混じって転換を受け持つ人と、下級生の 面倒を見る人に別れるのですが、それぞれ大変なお役目を果たしています。もちろ ん、出番もがんばってますよ!みんなお疲れ様でした。
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牧 和彦 / ろくさん
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2018/10/28
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10/28(日)集中けいこ−2
この日の練習は午前は転換、午後は初めての通し稽古をやりました。
私は演劇は初体験なので、転換の意味がよく分からなかったのですが、場面の転換を 俳優がやるのですね。 私は何となく、専門のスタッフがいて、その人が全部、やってくれるものだと、思っ てました。 大変だな、と思いましたが、ろくさんは片腕の役なので、ほとんど転換で動くことは なく、助かりました。
午後は初めての通し稽古、芝居を初めて、最初から最後まで、通して稽古をするわけ です。 ああ、こんな芝居になるのだな、と初めて全体が見渡せました。 自分の演技がどういう意味を持つのがが、分かる感じがしました。
あと、公演まで一ヶ月、最後まで頑張ります。
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清水 恵 /梶山先生・村人
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2018/10/27
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10/27(土)集中けいこ-1
ようやくだんだん涼しくなってきました。もうすっかり秋ですね。 街中のハロウィンの勢いについていけていない清水です。
さて。やってきました。 この時期恒例の集中けいこです。 みんなそれぞれ学校や仕事やお家のことなどやりくりして、この二日間はけいこに集 中します。 午前中は基礎レッスン。次回の児童劇に向けて、新しく参加する子も一緒に体を動か したり、歌う声の出し方を習いました。
午後からは、音響も入ってのきっかけけいこ。2幕の動きの確認など、目まぐるしく 進んでいきます。 せりふが出てこない… あれ?ここの立ち位置で良いの? 転換?あ、私の担当か!? やることがいっぱい…ついていくのに必死です。
お母さんたちが作ってくださったおにぎりで腹ごしらえし、けいこは夜まで続きま す。
予定していた内容をなんとか終え、無事に1日目終了! 子どもたちは解散し、大人たちは沖縄料理のお店へ。 今回は沖縄料理のお店が舞台。お話に出てくる料理やお酒を堪能し、いろんな話をし て交流しました。
芝居はまだまだ荒々な状態です。 形を創る作業から深めていくことに移っていかないと。 まだまだやることたくさんです。 ガンバロー!
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細樅翔太 / ギンちゃん、チンピラ1
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2018/10/21
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10/21(日)
昨日も今日も明日も肌寒いこの頃、皆さま如何お過ごしでしょうか? 舞台装置で の踊りに励む子どもたち、太鼓に翻弄されるギッチョンチョン。歌のレッスンも残り 僅かとなっております。
芝居の稽古も久しぶりな人が多かったですが、ミザンスの確認がメインで、子ども たちも朝からノートに書き込んでいたおかげかテキパキ進んでいたなと感じていま す。
沖縄亭の装置は居酒屋感溢れるもので、稽古中でもつい腹が減り酒が飲みたくなり そうです、私は下戸ですが…実際、舞台上だと自分が何をしているのかイメージが湧 き、久々の稽古でも台本なしでもう大丈夫なところもあります。でもカレンダーを見 てみると公演まであと一月半、集中稽古やリハーサルと何気に終盤に差し掛かってい るだなと、そろそろ芝居の完成に辿り着かないといけない時期だと気を引き締めてい きたいところでもあります。
以上、本日は子どもにミミガーを勧めるギンちゃんこと沖縄そば大好きな細樅がお 届けしました。
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北谷多嬉 / ふうちゃん
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2018/10/14
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10/14(日)
こんにちは。9年前の「太陽の子」にも出た、北谷多嬉です。 午前中には踊レッスンがありました。久しぶりに準劇団員の子たちも来て、けいこ場は賑やかになりました!初めに子どもたちが踊る、「てぃんさぐぬ花」と「唐船どーい」をやりました。 私は踊らないので、「9年前は、私も踊ったなぁ」と懐かしく思いながら見ていました。
そのあとに「谷茶前(たんちゃめ)」と「断然嘉利吉(だんじゅかりゆし)」を踊りました。これらは、大人が踊ります。沖縄民謡はリズムをとるのが難しい~。作品の中では、二曲ともお祝いとして、歌って踊るので、みんなで楽しく、ワイワイできるといいです。
午後には共同作業がありました。私は小道具担当です。今日は子どもたちに草花遊びを作ってもらいました。 作品の中でも、ふうちゃんたちが作った草花遊びを、お店に飾るシーンがあります。アダンの葉の魚と星と風車、ソテツの葉の馬とめがね、ソテツの実のおサル・・・ 本物の葉っぱはないので、緑色のクラフトテープを使い、切ったり、折ったり、くっつけたり。みんな一生懸命に作ってくれて、たくさんの草花遊びが完成しました!わーーい!
公演では、ぜひ子どもたちが作ってくれた草花遊びなど、小道具にも注目してみてください!
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北原結人 / きよし
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2018/10/08
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10/8(月)共同作業
本日も朝から、着々と作業が進んでいきました。 装置では稽古場と事務所の境の縁が外されたり、舞台の壁として使用するパネルに色を塗る為の紙が貼られたりしていきました。 小道具では、作中で使用される草花遊びの品々が出来上がっていきました。動物をなどを模した物は一目でどの動物かわかります。 衣装では、各キャラクターの衣装が決まってきています。
僕は一日中パネルに紙を貼っていました。単純作業ですが、常に同じことを続けつつ丁寧に作業を続けていくことは中々難しい事でした。 装置、小道具、衣装、舞台を構成する様々な要素が決まって来る事によって、より演じる役が動くということをリアルに感じられる様になりました。
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川上剛 / ギッチョンチョン、刑事
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2018/10/07
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10/7(日)共同作業
劇団では、けいこを一時お休み中。スタッフ作業にいそしんでおります。何をするか?装置を作ったり、小道具を作ったり、衣裳を選んだり、作ったり…。それぞれのスタッフが一生懸命取り組んでいます。普段は役者の人たちも、この時期はスタッフを兼務しています。
さあ、どんな装置になるやら、というところですが、パネルが何枚も…。今回はパネルが多い!しかも大きい!私はひたすら、このパネルの骨組みとなる材料を切り出し、トンカン、トンカンと組み上げておりました。パネルは舞台の世界を作り出すもの。何枚も作られたパネルがどんな場面を創りだすか、楽しみにしていて下さい。 小道具は、草花のオモチャ作りと、過去の公演で使った数々の小道具を倉庫から捜索していたり、と奮闘していました。 衣裳では、役者の着合わせを行っていました。私の役の着合わせをして頂きましたが、役のキャラクターにピッタリ合っており、さすがと思いました。
共同作業は10月中旬まで続きますが、それが終わるとついに立ちけいこ。セリフも覚えなければ…。頑張ります!
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榎本光雄 / おとうさん
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2018/10/03
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9/30(日)けいこ
きょうから、半立ち稽古が始まった。 ベニヤを敷いた床上には、バミリ(舞台セット、段差などの位置をビニールテープな どで示す)が貼られた。 さあて、舞台の港やおきなわ亭に立って実際に動いてみる、ん?何か自分で考えてき た動きが出来ない。これからもっともっとイメージを膨らませなければと感じる。
準劇団員も頑張り、代役を立てての通し稽古の1日目は終了。 役者の舞台上の立ち位置、装置の幅などの変更案が次々と出てきた。 まだまだ先は長いとは言え、来月からけいこはしばらく共同作業の為お休みとなる。
約1ヶ月後には、立ちけいこ(まず台本は見ずに動作や表情を加える稽古)や集中けい こがやってくる。 がんばろっ!
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表 美子 / おかみさん、きよしのおかあさん
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2018/09/29
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9/29(土)
今日は、読みけいこ、基礎レッスン、そして秋の夕べと盛りだくさんの1日でした。
基礎レッスンには、来年の児童劇への参加希望の小学生たちも参加して、 体操、発声練習、歌の指導がおこなわれました。 指導してくださるのは、浅川少年少女合唱団の小鍛冶先生です。 冬の公演に向け、沖縄の歌の稽古をおねがいしています。
リズムが独特で劇団員も四苦八苦しています。 まだ来年の児童劇が決まっていないので、新しく来たみんなには、 準劇団員が歌う「てぃんさぐの花」などを歌ってもらいました。
<基礎レッスン>
さて6時半からは、劇団創立45周年、 稽古場設立10周年記念秋の夕べが開かれました。
まずは、今回の『太陽の子』にちなんで、沖縄の歌と三線の 『南風』(ぱいかじ)のみなさんのコンサートです。
三線の音色と歌のリードに合わせ、歌を口ずさみ、 秋のひとときを楽しみました。
<南風(ぱいかじ)さん演奏>
そのあとは、『沖縄のこころ』に向きあう ー琉球処分から140年をたどりながらーと題して、 池上洋通(劇団創立メンバー、おきなわ住民自治研究所理事)に お話をしていただきました。 沖縄の歴史を辿ることで、八重山の貧困と差別の状況が よくわかりました。
「太陽の子」の中のセリフにある通り、 「沖縄を知ることが、日本をよくする近道や」と思います。 今回の芝居の核心部分です。 芝居を創る中でもっと深めていきたいと思います。
<池上洋通さん講演>
講演のあとは、懇親会、軽食タイムになり、 お祝いの言葉も頂き、楽しいときをすごしました。 参加者60人、稽古場がぎっしりになるほど、 たくさんの方にきていただき、ありがとうございました。
今後公演に向け、これを力に邁進していきたいとおもいます。
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荒谷郁男 / おじやん役
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2018/09/23
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9月23日(日)勉強会・けいこ
午前に、「沖縄を知ろう」の勉強会がありました。
<勉強会の様子>
劇団員の表さんが講師です。準劇団員にもわかりやすいように、地図や資料入りのワークシートを使って学習しまし た。
<講師:表さん>
午後は、読み稽古です。演出の佐藤さんから稽古に入る前に準備しておかなくては ならないことを話されました。それは、今日の稽古では、どの場面をやるのかを知っ ていなければならないし、当然、前もってその場面の練習をしておかなければならな い。わからないことがあったら調べておく。稽古というのは、自分が練習してきたこ とを発表し試す場である、と。
私は、オジやんという役をやるのですが、おきなわ亭では、けんかが起きたことが なく、それは、「沖縄の人間は争いを好まへんからや。」という台詞があります。さ らに、「争いを好まないから、戦争にいくことを拒否して牢屋に入れられた者も多 かった。」と台詞は続きます。「この戦争は間違いだ、侵略戦争反対」と叫んでアカ 呼ばわりされ牢獄に入れられた人は、「本土」にも確かにいました。しかし、「争い を好まないから戦争にいくことを拒否」したのは、沖縄の人間だけではないか、とい うことを知り、驚きました。
課題図書である辰濃和男氏の「反文明の島」には、徴兵拒否は、「人を傷つけるの はいやだ、人を殺すのはもっといやだという信条に、かたくなまでに正直である」か らであり、「そのために指を捨て、腕を捨て、あるいは家庭を捨て、島を捨て」た人 がいたと書いてあります。
9月30日の稽古から半立ち稽古に入ると言われました。半立ち稽古というのは、台 本を見ながら動きも入れていく稽古です。がんばります。
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演出:佐藤利勝
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2018/08/05
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いよいよ「太陽の子」のけいこがスタートしました。 初演は2009年、9年振りの再演となります。
劇団員と準劇団員(子役)、合わせて21名で挑みます。
2018年版として一部を書き換え、 新たなメンバーで、新たなドラマが展開されます。
乞うご期待下さい。
次回の通信は、9月中旬からとなります。 今しばらく、お待ち下さい。
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