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荒谷郁男 / おじやん役
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2018/09/23
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9月23日(日)勉強会・けいこ
午前に、「沖縄を知ろう」の勉強会がありました。
<勉強会の様子>
劇団員の表さんが講師です。準劇団員にもわかりやすいように、地図や資料入りのワークシートを使って学習しまし た。
<講師:表さん>
午後は、読み稽古です。演出の佐藤さんから稽古に入る前に準備しておかなくては ならないことを話されました。それは、今日の稽古では、どの場面をやるのかを知っ ていなければならないし、当然、前もってその場面の練習をしておかなければならな い。わからないことがあったら調べておく。稽古というのは、自分が練習してきたこ とを発表し試す場である、と。
私は、オジやんという役をやるのですが、おきなわ亭では、けんかが起きたことが なく、それは、「沖縄の人間は争いを好まへんからや。」という台詞があります。さ らに、「争いを好まないから、戦争にいくことを拒否して牢屋に入れられた者も多 かった。」と台詞は続きます。「この戦争は間違いだ、侵略戦争反対」と叫んでアカ 呼ばわりされ牢獄に入れられた人は、「本土」にも確かにいました。しかし、「争い を好まないから戦争にいくことを拒否」したのは、沖縄の人間だけではないか、とい うことを知り、驚きました。
課題図書である辰濃和男氏の「反文明の島」には、徴兵拒否は、「人を傷つけるの はいやだ、人を殺すのはもっといやだという信条に、かたくなまでに正直である」か らであり、「そのために指を捨て、腕を捨て、あるいは家庭を捨て、島を捨て」た人 がいたと書いてあります。
9月30日の稽古から半立ち稽古に入ると言われました。半立ち稽古というのは、台 本を見ながら動きも入れていく稽古です。がんばります。
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