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三輪多紀 / 秋吉千沙子
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2019/11/10
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11/10(日)公開けいこ
今日は公開稽古。初めて、いわゆる、スタッフでも役者でもない方にみていただきました。飛ぶセリフ、からまわる演技、あぁ舞台は踊る…と、私としては散々な出 来でした。見に来ていただいた皆様、本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました。貴重なご意見をいただきましたので、ここから何とか、挽回を目指します。
さらにこの日の練習では、自分なりの課題をみつけました。そのことを少し書きたいのですが、少々ネタバレになります。ストーリーを楽しみにしている方はここから は読まないでくださいませ。
この舞台では登場人物が順番に一人ずつ、自分とある女が関わったエピソードを打ち明けていくのですが、話の中でそれぞれが、その女に対して持った印象を語ります。それぞれの語る女の印象を集めて、最後にそのすべてをパズルのように組み立てると、1人の女性が完成する仕組みになっています。なので、観客の皆様にきちん と「女」について伝えることが出来なければ、このお話は薄っぺらい物になってしまいます。公開稽古前の通し稽古で他の人のセリフを聞いていて、遅ればせながらその ことに気がついて、「あ、しまった!」と思いました。「女」のことを、私が演じる夫人は粗末に扱っています。だからと言って私までもが「女」を粗末に扱ってはいけ ません。私自身がセリフをいう上で、もっとも心を込めて大事に言わなければいけないのは「女」についての描写なんじゃないかと、そのとき今さらながら思いた ち、冷や汗がでる思いでした。力の入れどころを完全に間違ってたんじゃないかと…。これから軌道修正せねば!まだまだ自分なりの「女」を思い浮かべきれていないこ とも問題です。
あぁ、課題が山積みです。
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