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10/16(日)けいこ
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2022/10/19
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鈴木詠翔:長谷川兵吾
長谷川兵吾(へいご)役の鈴木詠翔(えいしょう)であります。 57歳の初老のオジハンです。 加賀美家の皆さんとはもう家族ぐるみの付き合いなんですよ。
この日は、装置もある程度出来てきて、その中で立ち位置を決めながらの稽古。 台本を持ちながら、時には放しながら、少しずつセリフを自分の中に入れ込んで行き、その上で立ち振る舞いをどうするか。 どのタイミングで移動したら方が自然に見えるか。 どのように絡めばドラマティックになるか。 などなど、演出家と役者、役者同士で知恵を出し合い、意見を交わし、形作ります。
根気のいる作業ですが、この過程こそ演劇の魅力の真骨頂。 みんなで一丸となって一つのものを作り上げるというこの時間があるからこそ、素晴らしいものが生まれるんですよね。
私はというと、これまたハイテンションで、空気が読めてるのか読めてないのかよく分からない役どころ。台本片手に、でも立ち振る舞いの時は相手の顔や目を見てセリフを言ったり、ときには台本を手放して話してみたり、少しずつセリフが入ってるような、まだ入りきっていないような・・・あともう一押しですな。
ただ、その中で要所要所で甥っ子の悟くんだったり、加賀美家の長女の陽子ちゃんだったり、気持ちをちゃんと伝えなきゃ行けない台詞があるので、本番までにどう創り上げられるかが、目下わたしの課題です。
今回は、珍しく他の人との絡みが多いのも私としては嬉しいポイント。
これまでは、割と荒谷さんや細樅さんと絡むことが多く、女性の役者は今回出る方なら三輪さんと絡むことがありましたが、今回は川上さんであったり、表さんだったり、初めて共演する榎本さんや優里香さんともそれなりに絡む芝居が多いので、みんなでディスカッションして、演出家とも意見を交わして、みんなで一致団結して創り上げるその楽しさを感じております。
きっと、素晴らしい作品に仕上がること間違いなしです。 是非多くの方に観に来ていただきたい。 劇団ひのの常連の方々も 劇団ひのを今初めて知った人も しばらくご無沙汰の人も 一回劇場に足を運んでみてください。
きっとあなたの心に響く素敵な何かが、そこにあるはずです。
劇場でお待ちしております。
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