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                    | 6/11(日)けいこ | 2023/06/11 |  
                    | 鈴木詠翔:報道記者・町の人
 
 本日は雨天なり・・雲は立ち込め、雨は降ったり止んだりスッキリしない空模様が広がっております。
 というわけで本番のセリフとは全く違うシュチュエーションの中でお送りしております。報道記者の鈴木詠翔です。
 ダンサー業の傍ら、最近ではYouTubeやダンス以外の分野の活動にオーディションと劇団の外の活動も多く、前回の稽古日誌を書いたのが2〜3年前のことのように感じてしまいます。
 月日が経つのが早いのか遅いのか
 不思議なものですね。。
 
 けいこ日誌を2回担当するのは初めてなのですが、今回はお伝えしたい内容がてんこ盛りです。
 
 
  
 
 この日は小鍛冶先生による本番前最後のダンス指導。
 いつもはウォーミングアップから行いますが、この日は早めにウォームアップして10時からはダンス指導スタート。
 
 今回はダンスシーンは4ヶ所あり、私はそのうちの3つに登場します。
 
 最初は「子供たちに呼びかけよう」
 ここは私は出演しないのでひたすら待機。
 立ち位置や今日不在のメンバーの動きなどを確認しながら最終調整が入ります。
 
 続いてネズミたちによるアップテンポの「ズダチュー」
 見てる分には楽しいこの曲ですが、ネズミということで細かい動きが多いので、演じる側としてはかなりハード。
 
 しかも次のシーンへの着替え等の兼ね合いから1番・2番・また1番と都合3フレーズ踊るので、最後まで踊る役の私は既にフラフラ。
 
 ズダチューならぬ「ズタボロ」にならないかどうか心配です。。。
 
 そのあとは「勝利の歌」「聞こえますか」と練習。
 
 
  
 
 演出の意見、それを基にしてすぐ形にする小鍛冶先生の連携プレー。
 さすがでございます。
 
 私もダンサー業をしているため、「ズダチュー」では飛び方に工夫したり、「聞こえますか」ではソロパートがあったり、ダンスシーンも見どころ満載です。
 
 本番前最後ということで、最後は一曲ずつ通しで練習。
 小鍛冶先生に激励のメッセージをいただきました。
 ありがとうございます。
 
 昼休憩の後、午後からはまず5場のパネルの稽古から。
 世界中の動物たちが動物ビルに集まるシーンですが、ここがまぁとにかくてんやわんやの大騒ぎ。
 
 垂れ幕の上を動物のイラストを描いたパネルが通過するというシンプルな内容ながら、裏方では誰がどのパネルを担当するか、どのタイミングで出るかでかなり大変なんですよ。
 
 私も私でこのシーンはまさに体力勝負。なぜって?
 垂れ幕は上から吊るのではなく、歌舞伎みたいに横引き式になっており、たるまないように常に引っ張っておかなくてはいけないのですが、固定する装置などはありません。
 垂れ幕はなんと私が渾身の力でロープを常に引っ張った状態でようやくピンと張った状態で固定できるのですが、これがまぁ重労働。。。
 
 それが終わると今度は頭から通し稽古。通し稽古と言いつつも所々で確認も兼ねた抜き稽古も並行して行います。
 
 
  
 
 今回、私は「報道記者」の出番はそんなに多くないんですが、実は先程の垂れ幕を含めて裏方の仕事も多くあり、この日は照明さんと音響さんへ音や照明を入れるタイミングの「Q出し」という作業も同時進行でやります。
 
 私は前半5ヶ所と後半のほぼ全てのQ出しも行う為、1番大変なのは「ズダチュー」が終わったあと。
 踊って袖に引っ込んだらすぐQ出しを行い、さらにはプロンプと大忙し。
 
 ぜひ皆さんも、報道記者が舞台で喋る以外にも、裏で幕を力技で固定したりしているのを頭の片隅におきながらご鑑賞いただけたら嬉しいですね。
 
 本番まで残り2週間を切り、いよいよ稽古も大詰め。
 
 今回の作品は、今まさにこの2023年の世界情勢・国際情勢にも広く訴えかけるものがある非常にメッセージ性の強い作品です。
 
 たくさんの動物たちが織りなす愉快な物語でもあり
 戦争や貧困・格差や差別、環境汚染と言った現代社会で広く問題になることに挑む挑戦の物語でもあり
 平和とはなにか?ということを問いかける物語でもあります。
 
 楽しい中に平和を願うテーマが随所に散りばめられているので、大人から子供までたくさんの方に楽しんでいただける作品であると確信しております。
 
 チケットもまだまだ絶賛発売中!
 
 まだまだ空席がございます!
 
 ホームページをご覧の皆さん。
 けいこ日誌を観てくれたそこのあなた。
 
 是非、06月24日・06月25日と七生公会堂にいらしてください。
 
 そして、お友達や家族、親戚などなど多くの人たちに広めていただきたい。
 
 観たらきっと気持ちが安らぐ。
 観たらきっと心が平和になる。
 
 50周年の節目に贈る最高の作品です。
 
 本番1週間前からは新たな試みとしてカウントダウンメッセージもInstagram等で発信していきます。
 
 SNSやっていらっしゃる方々、是非「劇団ひの」で検索してフォロー&拡散していただけたら嬉しいです。
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