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12/3(日)リハーサル
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2023/12/03
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百瀬 海 / 芝崎秀子 役
皆さん、こんにちは! 今回の舞台となる新築マンションを売約済みの新婚夫婦、その夫婦の妻である芝崎秀子を演じます、百瀬海です。 この日はついにリハーサルの日でした。 思えばけいこ日誌はあいうえお順、"も"の私はいつもリハーサルの日が担当だったような気がします。 ほかの劇団員がたくさん素敵な言葉を綴ったあとで最後を担当するのは緊張しますが…今回もリハーサルの様子を伝えていきたいと思います。
この日は午前中、音と明かりのきっかけけいこから始まりました。 いつもながら、音と明かりが入ることで舞台が一気に華やかに、そして立体になっていき、その素晴らしいセンスと技術に感動を覚えます。
午後はいよいよリハーサル。 衣装を着てメイクをし、みんな本番と同じように全力で挑みました。 しかし動きを間違えたりセリフが出なかったり…自信があったところを間違えることもあり、なかなかに落ち込みます。 でもミスをしてしまった所は本番では意識をするようになるのできっと大丈夫なはず! そう信じて本番に向けて残りの時間で更なるブラッシュアップをしていきます。
次はついに本番です。 このジプシーの物語は現代を忙しなく生きるみなさんにきっと響くものになっていると思いますので、ぜひ劇場でご覧いただけたら嬉しいです。
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11/26(日)通しけいこ
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2023/11/26
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星 智拓 / 田島正一役
今回、ジプシーに参加する正一役の星智拓です。 今日は、午前中にそれぞれの稽古をし、午後から最初から最後まで通しをやりました。通し稽古をすることで、完成に近づいていることが実感できたり、全体の流れを掴むことができました。また、通し稽古の動画を見ることで、自分の想像していた演技と違ったりなどの様々なことが分かってきたりしました。 正一は、とても真面目で仲間思いな一面があり、僕の性格と違っていたので演技をしている時に、暗すぎて自分の性格が出ていて、正一ではなくて、自分を演じているような感じになってしまうときがあるのでそこは気を付けたいと思いました。 演技については、ほぼ知識や経験は、ありませんが台本を読んで役の事を理解したり、教えていただいたりして、ここまで来れているので、もっと頑張っていきたいと思います。 これからもよろしくお願いいたします。
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11/19(日)公開けいこ
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2023/11/19
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三輪多紀 / カオル役
こんにちは!稽古日誌をお読みいただきありがとうございます。コンビニ店員ことカオル役の三輪です。
ほんの少ししか登場しないので、よーく気をつけて見ていてくださいね!
今日は公開稽古でした。観客としてご参加くださった皆様、ありがとうございました!有益な感想とアドバイス、そして温かい励ましのお言葉、大変大変うれしかったです。何より、観てくれている人がいると演じる方もとっても楽しくなるのです!そして今回は音響と照明も入れていただいて、充実した公開稽古となりました。
しかしながら、出来としてはまだまだ道半ば、自分としても気づきがあり、課題は山積み、やっとスタートラインに立てた気持ちです。主要登場人物を演じる役者たちはなおのことと思います。これからもっともっとよくなることと思います。ああ、楽しみ!!皆様もどうぞご期待ください。
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11/12(日)けいこ
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2023/11/12
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細樅翔太 / 監督役
暑かった10月から一変し急激に寒くなりました。 今年は秋が無かったのか? 心配になります。
昨日に続き本日もみっちりと稽古。本日は通し稽古となりいよいよ芝居全体の流れを完成させていきます。まだまだ細かい動きを確認しながらも昨日の音合わせと共に具体的な完全図は見えてきたように思えます。
今回私が演じる現場監督は正に世の中の中間管理職を表しているような人物であり決して間違ったことをしてないのにそれを受け入れてもらえない人物です。責任を背負わされるだけの日本社会の闇を如実に表すような人でそんな闇に振り回される様をいかに表現していくかが肝になります。味方のいない孤独な男の生き様を皆様に見て頂きたいと思います。
来週はまた暑くなるとのことで寒暖差に身体がやられないように気をつけていきます。
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11/5(日)集中けいこ
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2023/11/05
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鈴木詠翔 / 芝崎孝史 役
秋も深まり、と思いきや夏のように暑かったり? 街路樹の落ち葉は色めき、空気は夏のよう。
そんな秋の日に集中けいこを迎えました芝崎孝史役の鈴木詠翔です。
今回、初の主要キャストを仰せつかりまして、正直いまでもまだ、これは夢なんじゃないか?といつも思う日々。
本当は私は「主役」っていう呼称は好きではありません。 なぜなら舞台って、一人一人の力の結晶で出来上がるものなので、1人が主役ではなく、全員が主役であり、この舞台に携わる全員誰一人でも欠けても成り立ちません。 だから「主要」と呼称させていただきました。
集中けいこということもあって午後からは最初からほぼ通して稽古を実施。
台本を手放して完全に台詞を暗記して、動きも完全に記憶して演技をするのですが、これがまぁ簡単なようで難しい。。。 不安なところ、稽古が足りてないところでは都度都度みんなで確認します。 こういう時に『団結力』『チームワーク』の素晴らしさが光るのが私の思う劇団ひのの良さであり魅力であり最大の強みだと思います。
過去作品では私の場合、集中けいこ前にほとんどセリフが頭の中に入って、プロンプは2〜3回しか入らないことが多かったんですが、今回は結構入りまくり、、、
アカン!これじゃダメだ! 冷静になれ自分!
私はこれまでは割とコメディーリリーフな役が多く、2017年の『銀河〜』2019年の『花のきむら〜』前々作『山茶花さいた』前作『動物会議』で演じてきたキャラは総じて明るくて、どこか抜けたところがあって、みんなに優しく振る舞うムードメーカーなキャラが多かったんですが、今回は怒りに満ちた芝居も、呆れて何もいえなく茫然とする芝居も登場します。
私は元来、不器用を絵に描いたような人間ですから、要領よく感情を作り込む事ができず、毎回毎回けいこの度に本気丸出しで稽古に挑むしかありません。 怒る時は本気で怒鳴るし、何も言えない時は言葉には言い表せない感情がトグロを巻き、秀子役の海さんとのシーンでは妻に対する愛情や思いを全身全霊で演じます。 なので毎回毎回稽古終わりには放心状態で家に帰ることもしばしば。 歳を重ねたからか?それとも何なのか?時には終わったあと声も出せないこともあります。
正直、ここまでメンタルをやられながら挑む作品はありません。
でも、それでも孝史役を仰せつかったということは、鈴木詠翔にしか出来ない全力の芝居を作ってほしいという劇団からのメッセージであり贈り物だと思います。
であるならば、私は今の自分にできる最高の芝居を作り上げることこそ、これまで私の舞台人としての活動を支えてくれた劇団に対する恩返しであると感じています。
劇団の50年という節目、みんな一人一人がこの公演に向けて、それぞれの思いとともに本番に向けて力を合わせて頑張っています。
私も、今回は未だかつて誰も見たことのない芝居を作るため、自分の生命をかけて全身全霊全力プレーで挑んでおります。
私の舞台人生全てをかけて、役者人生の集大成として贈る『ジプシー』
私たち一同、あなたの心に残る 不思議で夢のある素敵な世界へと ご案内いたします。
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10/29(日)けいこ
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2023/10/29
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谷合麻人 ウシオ(兄)役
初めまして。ウシオ役の谷合麻人と申します。 今回、色々なご縁があり「ジプシー」に出演させていただくことになりました。
演技をするのはおそらく小学生以来ですが、その頃よりは少しだけ物事を考えられるようになりました。 劇を一つの作品としてみんなで作り上げていくことや、役と向き合うこと。 その他多きにわたり、新鮮さと難しさを感じています。 まず驚いたのが、「けいこ=練習」ではないこと。限られたけいこ時間の内、多くの時間を話し合いに使います。 作品について考えることやイメージの共有があって、初めて台詞や動作に意思が籠るといことを教えてもらいました。
ウシオは、若いながらも家庭を持っています。 大切な物を守るために、優しくも勇敢にもなれる。時にはギターを弾いて、家族のひとときを演出する。 そんな姿には、正直憧れてしまいます。
課題は沢山ありますが、ジプシーらしく、本番まで楽しくやっていきたいと思います!
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10/22(日)ダンスレッスン、けいこ、劇団「ひの」創立50周年のつどい
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2023/10/22
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川上 剛 / タケマツ(父)役
朝から今回の劇中で踊るダンスのけいこ。ジプシーの”今を楽しんでる感”をダンスに乗せ表現します。なのでいつにも増して楽しく踊りたいです!
ダンスの後は各シーンのけいこ。今回の作品「ジプシー」は今の劇団けいこ場のこけら落とし公演以来の再演です。ジプシーと人間の生き方の対比が見物です。今日という日をどう過ごすか?を考えさせられる内容となっています。お楽しみに…!
午後には50周年記念の集いが開催されました! 今まで劇団に関わった方々に多数お越し頂きました。 一言ずつご挨拶を聞いていると、本当に多くの方々の暖かいご協力、ご尽力により、劇団は存続出来たのだと実感しました。多くのアトラクションも催され、多いに盛り上がりました!本当にありがとうございました。
これまでの劇団の芝居で一番良かったと言って頂けるよう、あと1ヶ月けいこに励みますので、劇団創立50周年記念公演第2弾「ジプシー」是非ご来場下さい!
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10/15(日)けいこ
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2023/10/15
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表 美子 / アサ(母)役
最近偶然「ジプシーの少女と友達になった」という子供向け絵本を見つけました。フランスでジプシーに会い、1ヶ月ほど一緒に暮らしたお話です。作者の平田伊都子さんは、ジプシーって何かというと、①出身は?て聞かれたら、誇らしげに「私はジプシーよ」って答える人たち②大家族で旅をするのが生きることである人たち③音楽の授業なんか受けていないのに楽器が上手で気軽に楽しくのれる人たち などと書いています。
私は、このお芝居でアサを演じます。明るく、前向きな4人の子どものお母さんです。そしてこのお芝居に取り組んで「みんなが家、土地、お金に縛られず、おおらかで自由になれるといいのに」と思いました。 今日は、1場、3場の半立ち稽古を進めました。舞台はしっかり骨組みができ、ここは、座れそうなどと認識できるのですが、いざ稽古をすると、なかなかうまく利用できません。つい、立ちん坊になってしまい、これではいけないと反省しかりです。そろそろセリフも覚え、小道具を使いながら、動きを考えていかなくてはと思っているところです。 午後は共同作業の続きが待っていました。(私は田んぼの稲刈りがあって途中で失礼しました。)舞台の工事現場は、着々と進んでいます。公演当日には皆さんを建設中のマンションの1室にお連れします。乞うご期待ください。
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10/8(日)けいこ・共同作業
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2023/10/08
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榎本光雄 // カンさん(工事人)役
18歳で田舎を出て仕事を変えながら、いろいろ経験を積み工事現 場を転々として働く男、カンさん(川西勘一)の役をやります、 榎本です。
きょうの午前中は、ジプシーの子どもたちと現場監督、カンさんと がそれぞれ絡む2つのシーンを半立ちけいこでやりました。 その子ども達にしたら訳のわからない怖い存在の大人(もちろん役 の上だけですよ)に対しどう立ち向かうのか、役者たちは互いに奮 闘してます。 今は、装置も箱足(はこあし)を仮に置いての舞台でイメージを膨 らませながら動いてみるのだがこれがなかなかうまくいかない。 まずはセリフを覚えるのが先決です。この時間、二手に分かれた人 達も別部屋でそのセリフの暗記の真最中。
午後からは共同作業と歌レッスンがありそれぞれの場所に分散した。 私は装置のパネル作りを、同じ工事人役(通称ロク)とコンビを組 み担当。作業の後半は疲れ知らずのロク役の若い小菱くんがフォロ ーしてくれパネル2台が完成した。この作業が同じ工事人としての 役づくりにも一役買ってるのかな、これって大事だなと感じた。
きょうは盛りだくさんの一日でした。皆さんお疲れさまでした!
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10/1(日)基礎レッスン・けいこ
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2023/10/01
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伊澤実輝 / タマキ(兄嫁)役
タマキ役の伊澤実輝です!
10月1日の午前中は基礎訓練を行いました。 前回公演「動物会議」の振り付けでもお世話になった、小鍛冶先生をお呼びして、ストレッチやダンス、歌などの発声や基礎などを教えていただきました! 劇団員の他にも、体験参加で来ていただいた方もたくさんおり、稽古場がすごく賑やかでした~!
そしてそして、ジプシーの稽古は、半立ち稽古へと移りました! 読み稽古の時には気づかなかった発見やアイデアが、少しずつ浮かんでくるのが楽しいです。 実際に舞台に立ってみると、役者さんがたくさんで想像以上に狭く感じます!😂笑 登場人物も個性豊かで迫力満点の舞台ですよー!!
今回の公演「ジプシー」は、私にとって、劇団に入って2度目の公演です! 前回公演「動物会議」では、お母さんカンガルーのジャンプを演じましたが、今回演じさせていただくタマキも小さな男の子のお母さん役なんです!👶🏻
お芝居の中でしっかりとタマキの色を出していけるように精一杯がんばります!⭐️
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9/24(日)けいこ
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2023/09/24
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トク(祖父) / 荒谷郁男
ジプシーの祖父トクの役をやります。年齢から、キャスティングの予想が当たりました。
この日早々と、衣裳着合わせをし、決まりました(が、後に衣裳の軽さを追求することに)。
「ジプシー」は、劇団として三度目の上演ですが、私は全く初めてです。 この日も台本読み稽古をしました。場面と台詞の理解を深めていきました。
ジプシーはよく、歌を歌います。「遥か遠く」を作曲して下さった梅津先生の指導で歌の練習もしました。口ずさみたくなるような素敵な曲です。
私はまだまだ、作品の理解が足りません。「トク」の生き方、考え方もさらに読み取りながら役を作っていかなければと思っています。頑張ります。
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9/17(日)けいこ
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2023/09/17
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白井伸枝 タネ(祖母)役
私、劇団に帰ってきました!次は『ジプシー』と知って、矢も楯もたまらず、もう一度ジプシーとして生きてみたいと思った(ということもあり)!11年ぶり さて、この『ジプシー』は劇団にとっては三度目の上演になりますが、私自身は稽古場こけら落とし公演の『ジプシー』に、ジプシーの母アサの役で出演しました。あの日から14年、私も波乱の人生を送り、よい年(?)を重ねて、今度はジプシーの祖母タネの役をやらせていただきます。
『ジプシー』は私にとって人生のバイブル。幸せとは?自由とは?家族とは?と、生きていくのに大切なことを真正面から問いかけてくる作品です。
現在本読み稽古の最中ですが、作品理解、役づくり等をめぐって話がつきません。劇団員の年齢層が広いのは劇団ひのの強みでしょう。若い劇団員の感じ方、考え方から学ぶこともたくさんあります。
今年還暦を迎えた私としては、健康管理を第一の目標にして、公演成功までの期間を元気に駆け抜けたいと思っています。伸枝
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