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[2009年1月]
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橋弘子さん

振り付け・身体表現(ダンス)指導の橋弘子です(^0^)

自己紹介(詳しくは仲間紹介をご覧下さい。)と、劇団「ひの」との出会い・今・そして今後をお話します。

日体大健康学科卒(ダンス部)卒業時、「踊りでは食べて(生活して)いけない」と言われ、千葉県教員採用に運よく受かり市内小学校に非常勤で勤務。しかしダンスが諦められず週1回通う内、結局退職・転向。コンテンポラリーダンスカンパニー(C.D.C.)団員となり研究生の指導・振付を行いながら作品創り。海外公演・オペラ等に出演・振付等の経験。その18年間に何度の無く「私のダンスって何?」悩み退団を考え、そして、外の世界を見ようと1997〜98年渡仏。そこでの体験・出会いが「井の中の蛙」という言葉を通り、「芸術・人種・考え方・身体・自然、色々な事」が私に大きな影響を与えた。特にダンス対する考え、大げさに言えば「生き方」までも変えたきっかけは、コンタクトインプロヴィゼーションCI(年齢、性別に関係無く制約から解放されエネルギーの流れに乗って身体を自由に動かし会話しているようなコミュニケーション即興ダンス)の出会いで、CI25周年フェスティバル(24時間)に参加した体験です。初めての路上パフォーマンス(アビニヨンフェステイバル)、舞台美術とのコラボ&即興音楽家と即興パフォーマンスを実現させた。

1998年3月に帰国後、人生の転機「母の介護」に関わり、今できるダンスをしよう!決心がつき2000年退団。自主活動をスタート。ギャラリー・スタジオ・ホール等で、(Voice・音楽家・映像・マイマ−)多種ジャンルとパフォーマンスを展開し始めた。

その頃、日野社教勤務の佐藤さん(日体大ダンス部同期)から劇団「ひの」を紹介され、「谷間の女たち」の振付。演出佐藤さん・出演者たちに、なかなか自分の思いが伝えられず、残念な結果になりました。(後ろ向いたら駄目・座ったらお客から見えない・水に手を入れる感覚を持ってといっても振りが運動になってしまう。)

これで終わりと思いながらも、何故か、日野に足を運び、あっという間の9年目になります。

ここまで来ると、私の我儘も少しは通り、コミュニケーションが(お互いの意図が巧く伝わる)取れるようになって来たかな〜と。

今回の作品は「ジプシー」は、新稽古場で披露 新たなる挑戦!スパニッシュの振付です。

16年前、船橋市民オペラ「カルメン」を振付し、その時に習ったスパニッシュの先生のレッスンを久々に受けながらの振付。大体まとまり、仕上げに入ります。スパニッシュは特別な技術が必要、ダンスする4人は奮闘中で、頑張っています。なんと贅沢にも音は生演奏です。感謝

本番は皆さんも拍手等で盛り上げて下さい。応援お願いします!

私のダンス・指導・振付のポイント

現在の活動は、PIA舞台芸術研究生の指導、成人にピラティスを指導、高齢者には健康体操、短期大学でセラピー・健康と運動、神奈川大学でダンス・卓球、と関わる年齢層が幅広く、これは劇団も同じ。そして人との関わりコミュニケーション(その人から出てくるものを)大事にすることからダンスを生み出していく。もちろん振付を考えそれをしてもらいますが、その時間を共有し変化していきます。「私が踊るのでない、踊るのはあなた!」 私のパフォーマンスは即興(ひとりでもコンタクトインプロヴィゼーション)です。

コンタクトインプロヴィゼーション:SPIRAL http://contactimpro-spiral.com/

CIの根源となる合気道を習い始め4年半が経ち2段を取得。 将来は日本人独自の合気道を取り入れたコンタクトインプロヴィゼーションを確立していきたいと思っています。


今後に期待!

※新稽古場に一言天井(タッパ)が高いこと&木の温もり最高ですね!」

稽古場があるということは素晴らしい!

いつでも稽古が出来る環境、大事にしてください。

アマチュアではあっても、舞台に愛情を持って作り上げる(美術・裏方も自分たちでやる)人々が集まった集団。自分に「自信」を持って、またそれを「誇り」と言える自分であるためには? 人前に立つ・お金を頂き見せるとは? 何が必要か何をすべきか、教わるのではなく自分で探求!

今日より明日、明日より1年後、数年後と、成長していく皆さんに期待します!

ダンスに限定せず、自由に動ける身体になろう〜!!!