公開けいこ

当日参加された方々から頂きました貴重なご意見をご覧ください。
そして、本番の楽しみを増やしていただければと思います。


※画像は公開けいこのものです※
※当日は充実した装置と照明で、更に美しい舞台がご覧いただけます※
※感想文と写真の関連はございません※

公開稽古の演技からは、一人一人が自分の役割を果そうとする一生懸命な姿が伝わって来ました。台詞や立ち位置を間違えないように…と確かめながらの演技でした。しかし、見ている私たちの心を打つシーンが、何度もありました。子どもたちの笑顔、その笑顔を飲み込む時代の影。その影から子どもたちの笑顔を守り通そうとする大石先生。その先生をいつまでも慕い続ける子どもたち。演劇の経験の少ない子どもたちの演技を支える大人の演技と、大事な場面で取り入れられている歌が、見ている者の心情を一層高ぶらせます。1・2年生を演じる子どもたちの姿を一層生き生きと表現することで、より深い感動を与える作品なると思います。

11月13日(日)七生福祉園の体育館。日の光が射し込む中、『二十四の瞳』の公開稽古が始まりました。これほど多くの子どもたちが出演する舞台を、私は今まで観たことがありません。地味な着物に身を包んだ様子、あたたかみのある瀬戸内の方言は、観ている者をとてもやさしい気持ちにさせてくれます。そして、大石先生はじめ子どもたちの歌声が心の中までしみ通ってきます。圧巻は、最後の出演者全員による大合唱。涙があとからあとからあふれてきました。歌の持つ力というものをあらためて強く感じた2時間半でした。本番がより一層楽しみになりました。ありがとうございました。

公開けいこはとても楽しく観させていただきました。ありがとうございます。「通してお芝居するのは初めて」ということで、どういうことになるのかと心配していましたが、まだまだ未完成ながらもちゃんとひとつの流れになっていて驚きました。一年生役に息子が参加させていただいていることで、一年生のシーンでは息子の動きが気になってしまって、お芝居に入り込んで拝見することができなかったのですが、それでもみんなが楽しそうにお芝居をしているシーンでは思わず一緒に笑ってしまいました。一年生役の子供たちはまだ幼いので、上手な演技を心がけるよりも、普段の学校でのそのままの姿の方が自然に見ている人を微笑ませるような気がします。そして、和やかで楽しかった低学年とはうって変わった二幕に入ってからの高学年のシーン、特に松江が奉公に出される時などは涙が出てしまいました。人の命のはかなさと大切さをうたったとてもよい作品なので、多くの方々に観ていただきたいと思います。

公演が3週間後に迫った日曜日、公開稽古を見学させていただきました。ところどころで演出上の注意点が入りながらも、真剣にひとつひとつのシーンを作り上げていく様子。慣れないながらもお互いを促しあいながら一緒に作り上げようとするたくさんの子どもたち。大石先生を取り巻く生徒たちさながらに子どもたちは休憩時間中も元気に走り回り、それを温かく見守る劇団員の方たち。そんな光景を見ているうちにいつしか気持ちは劇団サポーターに。3週間後はいよいよ本番。今日の姿を見ているからこそますますこぶしを握り締めて舞台を見つめることになりそうです。心より応援しています。

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