荒谷郁男 | - 2014/09/14
- 出演(裏切り、スパイ、勤労者の時間、国民投票)
「第三帝国の恐怖と貧困」の何場をやるかが決まり、キャスティングも発表され た。富山での日本高齢者大会に出ていたので、知ったのは14日。 弁護士の窪田之 喜さんの「ワイマール憲法の誕生から破壊・ナチス独裁へ」のお話を聞いてしっかり 学習した後、稽古が始まった。 私の出番があるのを記録してみると、13の「勤労 者の時間」では「老年の労働者」をやる。ラジオのアナウンサーのインタビューに答 える場面である。台詞は全部で四回。しかも短い。しかし、こういうのが難しい。2 4の「国民投票」では、「中年の労働者」の役。去年の全リ演の合宿で生まれて初め て読んだ。うんとイメージが要ると思う。どういう状況なのか。1938年のオーストリ ア併合に対しての国民投票。因みに、1910年、日本は韓国を併合している。 少し長 い休憩の後、18の「豚に餌をやる農民」の読み稽古。「農夫」の役。方言で話すよ うになっている。豚は飼ったことがある。子豚で買って大きく育てて売って修学旅行 代金の足しにしたのだ。豚は飼ってみるとそれなりに可愛い。お腹を撫でてやると、 もっとやってぇとばかりにコロンと転ぶ。腹をすかすと鳴き叫ぶ。やるまで鳴きわめ く。豚はきれい好きと言われるが、人間が糞を堆肥に利用していたので次第に豚小屋 は糞まみれ。その中にいてしまうとさほど感じなかったが、間違いなく臭い。職員旅 行で伊豆大島に行った時、「くさや」が食べられなかったが、匂いが似ていたから だ。酒のつまみでくさやが大好きな方もいらっしゃる。何の悪意もありません。あく までも私の感じです。ー 話がそれた感じ。ここは、農夫が豚小屋の前で、女房と二 人の子供に命令している場面。まだまだ読んでいかなくてはならない。とにかく調べ 知ることも大事。ナチの四年計画とは?
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