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今月のクローズアップ
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[2015年6月]
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高橋 智子さん

今から44年前、八王子市で、兄一人、姉二人の末っ子として、誕生しました。
物心付くまで、祖父母、結婚前の叔父さん達、計10人家族の中で、伸び伸びと、そして可愛がられ(甘やかされ?)て、育ちました。


20才で家を出て、調布市に三年暮らし、その後、日野市にて現在まで住んで居ます。
私が子供の頃とは、社会環境が変わり、悪戦苦闘しながら、二人の子育てをしています。
劇団を始めたきっかけは、人と繋がっていたかったから、かな。

 劇団「ひの」は、実は、10年程前から、チェックしていました。
三年前、娘に劇団の事を話すと興味を持ち、話を聞きに行くと、あれよあれよと、私まで出演することになりました。娘も私も、家族がいたので、心強く、また、同じ経験を一緒に過ごせ、とても良かったです。
初舞台のたつの子太郎では、黒鬼の役をやったのですが、『男っぽく低い声で怖く、そして大きな声で言う』のが難しく、もっぱら、通勤中の車の中で、大声で練習して居ました。
今回は、恥ずかしがりやのもう一人の娘が、やってみたいといったのがきっかけで、話を聞きに行き、私と娘二人の参加となりました。恥ずかしがりやの娘は、今回初舞台で、まだ感動を味わっていないので、一緒に味わえたら最高だなあと、思っています。
芝居は、初めは恥ずかしいけれど、役を作っていく内に、恥ずかしさはぶっ飛び、役になりきれない自分にイライラしたり、「違う!!もう一度!!」「違う!!もう一度!!」と言われる度に、悔しかったり、泣きたくなったりします。
でも、ひとつの事に、皆で向かって行く時間、そして、皆で作り上げた劇の上演の時、また、上映後の達成感は、言葉で言い表せない程の気持ちを、味わえます。
芝居に対しては未熟な私ですが、出来ることを、出来る範囲でやって行こうと、思っています。