第71回公演
演出より「ぶんなよ木からおりてこい」とは・・『いのちの輝き』
「ブンナよ、木からおりてこい」 作/水上 勉
6/20(日)日野市民会館小ホール
6/27(日)七生公会堂

 いのちのつながり、いのちのとうとさをうたいあげた、美しく感動的な物語

トノサマ蛙のブンナは、ジャンプと木登りが得意で大の冒険好き。
大空にあこがれ、高い椎の木のてっぺんに登った。
しかし、そこはトビの餌の取次ぎ場所だった。

雀・百舌・ネズミ・蛇・牛蛙、次々と放り込まれては連れさられていく。
それぞれの生き物たちが、死の恐怖を目前になんとか生きのびようとあえぐ。
そこで語られる生き物たちのドラマ。

 

恐ろしく、悲しく、美しい出来事を目の辺りにしたブンナ。
自分の迫り来る恐怖と闘いながらも、いのちの尊さを学ぶ。
椎の木のてっぺんの少ない土の中で冬を過ごし、いのちを継いでいきぬき、
仲間の元へ返ってくる。

 

ブンナとともにハラハラドキドキの冒険と、いのちの賛歌をうたいあげた
感動の名作です。

水上勉氏の原作を劇団「ひの」で脚色したオリジナル作品です。
歌・ダンスもまじえ、20人の出演者がいきいきと演じます。
乞う、ご期待下さい!

 

♪今日を生きる喜び♪
春 水ぬるむ季節がきたよ
きょう生まれる 新しいいのち
さあ手をつなぎ そろってうたおう
生きているもの いのちのかけはし

春 風そよぐ季節がきたよ
きょう生まれる 新しいできごと
さあ手をつなぎ そろってうたおう
生きるよろこび すてきな出会い

かけがえのない いのち
かけがえのない きょうを
いきていきて かがやけ