TOPへ もどる


第104回公演~gypsy~

ご来場、ありがとうございました


  • ※本文が途中まで表示されているマスはスクロールすると全文見ることができます

ご来場いただき、ありがとうございました。
熱い思いで寒さに負けずに演じきった役者たちにインタビューしました。
ぜひご覧ください。

<芝崎 孝史 役 / 鈴木 詠翔さん>
suzuki eisho
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: 今回はとにかく「最後までやり遂げる」に全力を注ぎました。メインのキャストということもあり、責任も大きいですからね。相手役の海さんはじめ、全キャスト・スタッフの方々に助けていただき感謝しています。「どのように上手く出来たか?」についてですが、
うーん、お客さんの心を掴めたことでしょうか?
 全力で怒ってる芝居に何故か笑いが起きたときとかは自分の演技がしっかり届いているというのを実感できましたね。
今回は怒ったり苦悩したりする演技も多かったので、自分では最後まで特訓の連続でしたが、それを観に来てくれたお客様たちがしっかり受け止めて心の中にまっすぐ届いてくれていたのなら、役者として光栄に思います。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: 「自分の価値観って本当に正しいの?」という点ですね。芝崎孝史として生きたこの数ヶ月間、私自身私生活の面でも自分の価値観ってこれで本当に正しいのだろうか?と自問自答する機会があったりしました。孝史は物語の途中まではジプシーたちの考え方や価値観には理解を示すどころか頑なにそれを否定しますから、ある意味で見ているお客さんが「孝史さんのような考え方ってどうなんだろう?」「秀子さんやジプシーたちの価値観だって理にかなっているじゃないか?」「秀子さんの純粋さと違ってどうしてこんなにも頑ななんだろうか?」と考えさせられる部分もあったかと思います。
観にきてくださったお客様お一人お一人に、「自分の考えだけで押し進めるのではなく、時として一度立ち止まって物事を見定め、時には思い切って今までの自分と違うやり方・考え方で進む」というきっかけを与えられたのなら嬉しいですね。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 一つには決められないです(笑)。
でも一番多く口にしたのはやっぱり「オレたちの家(いえ)」でしょうか?
<芝崎 秀子 役 / 百瀬 海さん>
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: 今回の公演では、誰かのセリフを聞いている時の秀子の気持ちをなるべく表情として出せるように頑張りました。
コミカルなシーンもある作品だったのでなるべく分かりやすく大袈裟にすることを心がけたのですが、見にきてくださったお客様にそこが良かったと言っていただけたので自分としてはうまくできたと思いたいです。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: "自分にとっての本当の豊かさとは何か"

どんなものを豊かに感じるかは人それぞれだと思いますが、今自分が欲しいと思っているもの、持っていて手放せないものを、本当に必要なのかな?と立ち止まって考えてみる、この作品がそのきっかけになれていたら嬉しいです。
もしかしたらそのあと、秀子と孝史のように少し軽い足取りで未来に歩んでいけるかもしれません。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 「お帰りなさい、さあごはんにしましょう」
momose umi
<現場監督(宇野木) 役 / 細樅 翔太さん>
03_hosomomi syouta
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: うまくいったこと

ラストシーンまでに死んで当然(死んでない)と思われるまで観客のヘイトを貯めることです。 何でみんな笑うのかよくわかりませんでしたが(困惑)
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: みんな何か勘違いされてますが中間管理職として監督は何も間違いをしてませんよ。
警察ざたにしたら上司から社会的に抹殺され家族ごと人生を滅茶苦茶にされるんです。
安直に自由を語るのは実際無責任でもあるというのが監督の存在意義だと断言できますよ。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: こいつ全部が決め台詞な気がしますwww
個人的には自分で追加した「ヒャハハハ!」完全に気が触れた状態を表せたんじゃないかなと満足しています。
<カンさん(川西勘一) 役 / 榎本 光雄さん>
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: カン(勘一)を演じる上で建築現場を渡り歩く一人親方と決めたものの、人に慕われるカンの役づくりは難題だった。
同じ工事人たちとは、けいこ以外でも役名で呼びあうことからまずはスタートした。
工事人としての「らしく」をいつも念頭に置くようにして登場人物の人達と関わるようにした。
けいこの合間での劇団員達との何気ない話からも発見があり、なんとか形が出来た気がします。

今まで演じたことのない役柄で、戸惑いながらも楽しく演じる事が出来ました。
公演後いただいたアンケートの中のお一人から、本当の工事人に見えたとの言葉をいただき、それが嬉しく演じた甲斐がありました。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: ジプシーたちの存在が当初、カンにはどうしても受け入れる事が出来なかった。そんなジプシーたちの生き方や考えを知るうちに後に自分は昔、鳥だった事を思い起こしジプシーの子どもたちに鳥でいつづけることの意味を伝える。
この芝居を通じ、それぞれに皆いろんなメッセージがあると思うが自分としては出会いの大切さと自分を信じるということでしょうか。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 本当は鳥では無かったカンが、ジプシー(鳥)に自分を信じて生きろと伝える言葉。
「ただの一度でも自分の事を疑ったら、その時からお前たちはもう食べなくなって鳥じゃ無くなっちまうんだからな」
enomoto mituo
<ロク(石木 六郎) 役 / 小菱 航希さん>
kobishi kohki
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: 今回の公演で達成出来たことは大きな声です。
最初の頃は声が小さくなかなかいい声が出せませんでした。
ですが、稽古を重ねるにつれだんだんと声が出るようになり、大きな声で演じることができました。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: 世界で1番大切なのは愛
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 「遅れ馳せながらあっしらが助太刀に参りやしたぜ」
<正一(田島 正一) 役 / 星 智拓さん>
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください
A: 今回、自分が演じた正一という役は台本を見る限り、あまり特徴があまり無くどうやって役を作っていこうか考えていたんですけど、工事人の方たちと稽古していくうちに、工事人たちとの関係がはっきりしてきて、自分の役を作っていくことが出来ました。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: 金があっても幸せとは限らない。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 「大変です!あいつらが……」です。
作中で一番大きな声を出したところで、どれだけ必死なところを伝えるかにもこだわりました。
hoshi tomohiro
<カオル(店員) 役 / 三輪 多紀さん>
miwa taki
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: 1場面だけの短い出演だったので、せめて動きやセリフは間違えないように、パーフェクトを目指しました。
セリフは1か所、最初に間違えて覚えてしまったところがあって本番でもなかなか直せませんでしたが、間違いなく、台本&ミザンスどおりにできた回もあったので、自分的にはよしとしています。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: かおるは孝史や秀子と違い、定職もお金も若さもありません。
家も賃貸のアパートかと思われます。同居する家族もいません。
でも孝史と秀子と同じように、何かに縛られて生きており、自由ではありません。
持てないものもまた不自由である現実を示すことで、舞台に厚みを持たせる役目だと思って演じていました。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 「とにかくお金出しなさいよ、お金よ、お金!」
<トク(祖父)役 / 荒谷 郁男さん>
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: 長い台詞をとにかく言えた。
(初日、プロンプあり。)−毎日、台詞を書いて覚えた。
寝床に入った時、台詞を言ってから眠った。(多分)
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: すべてのはじまりはただの一滴の小さな雫。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 「先に死んでゆく者は後から生まれてくる者に借りた命をお返しするのじゃ。」
araya ikuo
<タネ(祖母) 役 / 白井 伸枝さん>
shirai nobue
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: 出ることに決めた稽古を休まないことは、概ねできたと思います。
健康管理とスケジュール調整は上手くできたと思います。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: ①ものと所有から自由②家族のつながりと命のバトン③「今」を生きること④自然との共生、これらの大切さを伝えたかったです。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A:「ええ、繰り返しです。」(トクが亡くなるシーン)
<タケマツ(父)役 / 川上 剛さん>
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: 個人では無いが、周りの皆が良く役作りされていて、それが劇団全体としてうまく作用し、舞台の好評に繋がったと感じる。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: “今”を楽しむこと。心の豊かさ。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 「過ぎたことを悔やまない。先のことを思い煩わない。」
kawakmi tuyosi
<アサ(母)役 / 表 美子 さん>
omote yosik
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: 達成というか、演劇の創造に真摯に向き合いました。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: 人間、もっとおおらかに生きられないのだろうか?
家、土地、お金、宗教、仕事、ネットに良くも悪くも縛られ、不自由も感じなくなっているのではないか。
自信がなく、自分の居場所が見つからないのではないか。

自分の命は、奇跡的な命の繋がりで生まれている。
この命を次の世代が生きやすいよう繋いでいく義務があるのだなあと思います。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 「過ぎたことをあれこれ思い悩むのはよしましょう。世の中、もっと愉快なことがいっぱいあるわよ。」
<ウシオ(兄)役 / 谷合 麻人さん>
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: 芝居は初めての経験だったので、当初は具体的な目標とかはありませんでした。
でも稽古を重ねる内に、役と自分の距離が縮まっていき、演技の中でも自然に笑えたり、感情の動きを感じたり、この作品をもっと楽しみたいと思うようになりました。
うまくできたのかはわかりませんが、出演を決める前の自分には胸を張ってもいいかなと思っています。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: ジプシーは劇中で「自由に生きよう」と歌っています。
誰でも簡単にできることなら、わざわざ歌にすることも無いのかな、なんて思ったりもします。
憧れや目標に対して、それが難しくても臆病になってはいけない。
「テーマソング」は、いつでも口ずさんで、いつまでも忘れないでいたいですね。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 工事人に仕返しをするシーン
家族からの期待と信頼に覚悟を決めた「ようし…!」です。
シンプルですが、この先の人生においてもこの言葉が自分を奮い立たせてくれる気がします。
taniai asato
<タマキ(兄嫁)役 / 伊澤 実輝さん>
izawa mitsuki
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: ジプシーたちの明るく仲睦まじい様子を皆さんにお届けできたと思います。
初めはぎこちなくて、何度も食事や、歌のシーンの稽古をしましたが、回を重ねるごとに、みんなとも仲良くなり、心から楽しめるようになりました!そのシーンが大好きです!
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: 私たちの生活って、ルールとか役割とか、そういう枠の中に自分を当てはめて成り立っているものだと思うんです。それは人間であれば普通のことだけど、どこがでその枠によって自分の夢を諦めたり、無意識に避けたりしていることって誰しもあると思います。
ジプシーたちのように、のびのびと、時に休みながら進んでいくのもいいんじゃない??と言うことを伝えたかったです。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 「おばあちゃんの占いはよく当たるんです!」
<ミズキ(長女) 役 / 須長 千尋さん>
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: 今回の公演では声を出しすぎずに相手に伝える事を意識をしなんと!達成もできました!

声を出しすぎずに相手にどの様なニュアンスで伝えるかが課題でしたが、ある時風邪を引いて大声を出せなかった時にボリューム感を掴みそこからニュアンスを試し、本番になってようやく上手くできたと思えるできになったと思います。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: 大人になるにつれ自分達が「ハッ」や「そういえば」と、気づいて、気づかせて貰える様な感じになっていたら嬉しいなと思います。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 「石を投げるんじゃダメ、棒で叩いてやるのよ
そうすれば、二度と戻ってこないから。
殴れなかったら蹴っ飛ばす、蹴っ飛ばせなかったら髪の毛を引っ張る、髪の毛を引っ張れなかったらつねってやんなさい、つねれなかったら噛みつくの、それもできないんだったらあんたは全くの役たたず寝転んで罰を待つんだね!」
sunaga chihiro
<ヤマメ(二女)役 / 宮崎 姫さん>
miyazaki hime
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: 今回では有名な作品で独特な雰囲気を持っているので、トクが死ぬところが泣く演技になり、悩みの原因になりました。
楽しいところもあり、カオルが出てきたシーンが一番楽しかったように感じました。
泣くところは口も目も下向きにし、泣いてる表現を出しました。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: いろんな人がいて理解できなかったとしても受け止めることはできるはずです。
実際、この私もそのようなものです。
要は理解できないからと言って差別などをしている理由にはなりません。
差別の理由はあっちゃいけません。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 「一家団欒」
<アユ(三女)役 / 古箭 初芽さん>
Q:今回の公演で達成できた事と、それがどのようにうまくできたか教えてください。
A: 今までで一番出番もセリフも多く、とても重要な役だったのでとても苦労しました。
その中でも監督から逃げるシーンの、怖がりながらも対抗する演技が上手くできたと思います。
そして、泣く演技をする時に本当に涙を流せるようになりました。
Q:今回の公演で伝えたかったメッセージはどんなことでしたか?
A: 伝えたかったメッセージは、難しかったのですが家族は大切だなと思いました。
Q:ズバリ、自分の役の「決めぜりふ」を一つ選ぶとしたら?
A: 決め台詞は『なんだよお前やんのかよ』です。

思い入れのあるセリフや個人的に決めゼリフと思えるものは10個くらいありますが、誰でもわかる決めゼリフは「オレたちの家」「僕たちの家」のワードでしょう。
furuya hatsume
01

01


02

02


03

03


04

04


05

05


06

06


07

07


08

08


09

09


10

10


11

11


12

12


集合写真

集合写真


先頭に戻る