| | けいこNo.22 |  | 2010/11/07(日)
 
下平 由美   洗濯女役
 
 秋…行楽の季節ですね。青い空、さわやかな風、のどかな日曜日。
 劇団ひのけいこ場到着。
 
 舞台中央では、
 ひゅー!ひゅー!!!
 するどい刃音が響く…
 「んんん…」
 激しいにらみ合い
 じりじり…間合いをつめていく緊張感
 「いざ覚悟!!!」
 ずさっ!ずさっ!がしっ!ちゃきーん!
 前回に引き続き、今日も太田様、大島様による殺陣の指導が行われております。
 「かっこいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
 もちろん、指導を受けている役者さんたちは、真剣に、そして体中あざだらけになりながら頑張っているわけです。
 が、私今回は『洗濯女』という刀とは無縁の役をやらせて頂くことになりまして、
 「いやーん!すてき」とこっそり、心の中で思いながら殺陣のけいこに参加しております。
 指導してくださる先生方、本当にありがとうございます。
 
 午後からは、完成しつつある装置や小道具を実際に使って、ラストシーンのけいこ。
 台詞だけではなくて、その役はどんな思いでそこに立つのか、どんな表情をするのか
 何をみつめるのか…そのシーンが持つ意味を考えながら演技をしていきます。
 演出はもちろんですが、役者自身も意見を持って芝居が完成されていくのです。
 まだまだ、けいこはこれから。
 「さぁ、本番まであと少しだよ。幕があがるよぉ」
 洗濯板を片手に、意気揚々と上に上っていく!?(本番をお楽しみに)洗濯女でした…
 では、みなさま公演で会いましょう。
 
     
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