けいこ日誌

劇団ひの第91回公演

オズの魔法使い

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川上 剛 / ブリキの木こり
2016/05/5

最近暖かくなってきましたね(むしろ暖かいを通り越して暑いくらい?)。劇団で
は、普段役者をやっているキャストも、ゴールデンウィークを利用し、スタッフの活
動をします。そう、6月の公演に向けて、共同作業の真っ只中です!

私がパネルを作り、荒谷さんが色塗り、榊原さんが絵を描くことで、舞台を彩る装置
が次々と完成していきます。骨組みだったものが、みるみるうちに舞台の世界を表現
したパネルに見事仕上がっていきます。完成したパネルを見て、改めてすごい…と感
じます。

恵さんは、かわいい怪獣模型をベースに、発泡スチロールと格闘中(発泡スチロール
を削っている)。時間を追うごとにどんどん形になっていきます。表さんは、西の魔
女が使う黄金の帽子を作製中。
衣裳も、良子さんがブリキの衣裳の裁縫。私はブリキの役なのですが、何度も何度も
採寸してもらい…、とても手間のかかる仕事だと思います。ありがとうございます。
下平さんがライオン、モンキングの衣裳の補修。どんな衣裳になるのか楽しみです。

昼御飯は、表さんに(家で)作ってきて頂いた中華おこわ。美味しい!
晩御飯は、佐藤さんに焼そばをご馳走になりました。美味しい!共同作業は、美味し
いご飯が食べられるのも一つの楽しみですねー。私はご馳走になってばかりです…。

ゴールデンウィークを過ぎるとまた、けいこに戻ります。共同作業で出来上がった装
置、大道具、小道具、衣裳などを使って芝居を深めていきます。どのように芝居に生
きてくるか、楽しみにしていて下さい!

大河原徳人 / ヘンリー、門番、ウィンキ―、怪獣 
2016/04/24

初めまして、今回客演という形になるのでしょうか。
俳優の大河原徳人(オオカワラノリヒト)です。

さて、本番まで残り約2ヶ月となりました。
動きやダンス、位置、歌なども本格的にあてられはじめて少しづつ空気ができております。
自分は4役演じさせていただくのですが、どれも物語やキャラクターにスポット当てる重要なポジショニングだと思っております。

が、何より見ていただきたいのは子供たちの純粋なお芝居。時にはプロさえ敵わないのかも? と思わせてくれます。

この作品は子供向けとされており、大人になるにつれ欲望や願望を抱くのは悪とされるときがありますが、本当にそうでしょうか? ぜひ、大人の方々にはそこを踏まえて観て戴ければと思います。

中田 有: モンキング / なぞの人 / マンチキン
2016/04/17

今日はダンスの稽古をやりましたよ~。

「エメラルドの都へ」いっぱい踊りましたね。特に2場で披露するマンチキン役の子達、何度も何度もフルで練習して‥お疲れ様です!
やればやるほど身につくし、振り自分のものになると楽しいよね。私は今回はダンスは一回しか踊らないので、主に音楽のスイッチ入れたり消したりするお手伝いしたり。
西の魔女とウィンキー達の「たまらっきょ」は‥すごくかわいいですねぇ。リズムをとるのが大変そうでしたけど。お尻ふりふりするとこがめっちゃかわいいですよ。

夜は主要メンバーたちの「さぁでかけよう」「夢かなえよう」の練習でした。汗だくだくになりながらの長いレッスン、まじお疲れ様でした‥!

あと今日、ドロシーの育てのおばさんことエムおばさんの衣装ができ上がってました~。
緑の長いスカートにエプロン。高橋さん似合う‥!おいしいパンを焼いてくれそうと皆にも大好評でした。

高橋智子 / エム、ウィンキー
2016/04/17

今日は、殆どの人が出席での練習となり、動きを重点に稽古し、午後からは、歌のレッスン!

2場のマンチキンの練習では、自由だ!自由だ!自由!と、飛び出す所から始まり、
北の魔女が登場してからの絡み、セリフ以外の笑い声や感嘆が沢山あり、
とても大変そうだけど、見ている人を楽しませる要素が沢山あります。

8場のウインキーの練習では、小道具も加わり、大分動きもつかめてきました。

午後からは、小鍛冶先生の歌のレッスン。
躍りながら歌う方法や、物に例えての声の出し方を習い、
みんなが上手になっていくのが、目に見えて分かりました。

夜からは、1場と10場の練習。
初めて三人揃っての稽古。動きをメインに、そして強風を感じつつ、恐ろしい竜巻を見ての演技………。
あまり風が見えないとのダメ出し。
ん~~~、風を感じるのは難しい。三人で何回も練習し、みんなに風が見えるようになりたいと思った一日でした。

清水 恵 / ライオン
2016/04/2

春ですね。
4月は出会いの季節。いかがお過ごしでしょうか?
4月1日に転勤して、てんやわんやなしみずです。

そんなこんなで。
今日は「今回は新しく参加するメンバーもたくさん!!
だからその距離をグッと縮めちゃおう企画」のレクレーションの日です。いよっ。待ってました?

霧雨が降る中、4台の車に分乗して、エメラルドの都ならぬ、相模原にある服部牧場目指して出発!
牧場には、ひつじ、ミニブタ、カメ、犬、ヤギ、ニワトリ、ミニホース…そのかわいらしさに大盛り上がりです。
順番に乳しぼりをして、ジェラートを食べて牧場を満喫しました。

そして、近くのあいかわ公園に移動。
隠れた桜の名所だそうで、公園内は桜、さくら…。テンションが上がります。
霧雨も止み、早速お弁当を広げ、おやつ交換をして。最近のお菓子事情に驚く大人たち。ジェネレーションギャップを若干感じつつ、企画係さん考案のゲームへ。

「ライオンじゃんけん」に「ブリキさんが転んだ?」「かかしさんのちえちえゲーム」。
どれも大盛り上がりでした。企画係さんありがとう。

それから公園内の冒険の森へ移動。今度はアスレチックです。
子どもたちに混じって大人たちも大はしゃぎ。
ああ、あの人大丈夫かな?
おぉ、あんなてっぺんにいる? 気をつけて?
下にいる大人たちはハラハラドキドキです。
子どもたちの見守りではなく、混じっている大人たちの見守りをしてしまいました。

そして、冒険広場へ。
すり鉢状の芝生の広場で、持参した段ボールですべります。
斜面が雨で濡れていて、うまくすべれず。それでも、みんなで工夫して芝生だらけになりながら遊びました。
大人も子どもも、めいいっぱい遊んだ1日でした。
帰りの車中はぐっすりだったのは、言うまでもありません。

みんな、距離は縮まったかな?
この雰囲気が舞台上にも出せるよう、がんばっていきましょう?

北谷多嬉 / ドロシー
2016/03/27

 春休みになりました。部活があるので、変わらず毎日学校に通っていますが、私の通学路には桜が見当たりません。もっと「春」を感じたいこの頃です。
 
今日は、午前中にプラン会議を行い、舞台装置の説明や、小道具の確認などを行いました。
 午後には準劇団員も参加し、北の魔女が登場するシーンの読みけいこをした後、半立ちに入りました。

 オズの国に迷い込んで、偶然、東の魔女を倒してしまったドロシー。東の魔女が死んだと聞いて駆けつけた北の魔女。東の魔女の支配から解放されたマンチキンたち。このシーンはお話の初めの方なので、これから始まる物語の説明的な部分でもあります。子どもたちにわかりやすく伝えるため。楽しく丁寧に演じることが大事です。これから皆で工夫してつくっていきましょう。
 
その後は歌のレッスン。私はどの歌も好きです。レッスンでは、音とりだけでなく、歌う時の気持ちや表現もポイントであること、他のパートの音を聞くことも重要だということを学びました。
 
そろそろセリフを覚えなきゃいけないんだ~~~ぁ!少し焦りを感じていますが、ちょっとでも楽しくて良い舞台に出来るよう、毎回のけいこで頑張っていきますよ!!お楽しみに。

下平由美 / かかし
2016/03/20

春ですね。卒業シーズンです。
準劇団員の中にも卒業を迎える子が何人かいます。
私にとっては、卒業式ははるか懐かしいものですね。

さて、今日のけいこは、午前中は
「プラン会議(スタッフ会議)」から始まりました。
今回は、特殊効果というスタッフが加わりまして
オズ大王をいかに効果的に登場させるかを思案中!
本番はどうなるか。楽しみですよ。

午後からは、かわいいマンチキンたちと
一緒に読みけいこをして、そろそろ立ちけいこ
に向けて準備です。セリフを覚えないと!?

そして、4時からは高橋先生によるダンス指導。
何人かのグループに分かれてお互いのダンスを
じっくり見合いながら、良いところを伝えてあげます。
だって、悪いところは自分自身がよくわかってますから。
次回までにしっかり復習しなくちゃ。

私も仕事中に時々小さなステップを踏んでます。
たまに、振り返られてハッとしますけど。

頭の中は本番まですっかりエメラルド色です。

表 美子 / 西の魔女
2016/03/13

 全リ演(全国リアリズム演劇会議)関東ブロックの春のつどいで、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館に行ってきました。劇団ひのからは、高校生、中学生も含め、9名参加しました。参加数はダントツでした。

 まず目についたのは建物、『わあ、しゃれてる~』と思ったら、解説を聞いてビックリ! 16世紀エリザベス朝時代のロンドンに実際にあった『フォーチュン座』を模して建てたものでした。入り口の外に舞台あり、大きな柱あり…言葉では説明しにくいな…なんとそこで何度もシェークスピア劇が上演されているそうです。いいですね~、ぜひ、ヴェニスの商人など観てみたいとおもいました。

 展示も盛りだくさんでした。日本の中世では能のお面をつけてみました。視野が狭くて大変そう。板張りの向きなどで位置確認するそうです。近世コーナー私の好きな歌舞伎。歌舞伎舞台の模型があったり、当時の地図があったりしました。人形浄瑠璃は、はじめのころは、一人で人形を動かしていたそうで、それが、絵として資料に残っていました。最近、NHKで『ちかえもん』という近松門左衛門のフィクションドラマがあったので、余計興味を持ちました。

 他にも東南アジアの民族芸能や、小沢昭一のコーナーなど様々な展示があり、おおいに楽しめました。展示されているのは極一部でしょうから、また日をあらためて見学に行ってもいいかな。

 さて劇団ひのは今、小中学生が増え、にぎやかです。この4月に高校生になる準劇団員もいてキャピキャピです。6月の『オズの魔法使い』に向け、ただいま読み稽古にダンスに、歌に稽古中。そういう私は、悪、悪、悪の西の魔女です。似合っている、といわれると、複雑な気持ちですが、ここまで悪いと、やりがいもあるというわけで、張り切っています。

荒谷郁男 / オズ大王
2016/03/6

 雪国という外国に行ってる間に、若い準劇団員が数名加入していました。嬉しいこ
とです。日頃、年配者と接することが多い中で、若い人と一緒にいるということはそ
れだけで若さを貰えるということで自らを奮えたたせます。

 9場、オズの正体。前半を原作を読みながらそれなりに練習していったのですが、
マンチキンたちの練習が主になったので肩すかしを食った感じでしたが、「オズ大王
様のお言葉!通してもよいぞ、みんな入ってまいれ。」を言ったとき、もっと大声で
と言われました。オズは魔法使いの威厳を保つための声を発しなければなりません。
大声です。威厳を持った大声を出すことに慣れなければなりません。

 佐藤さんは、気持ちが表情に出ると言いました。これは劇団「民芸」の宇野重吉氏
が「思えば出る」「思えば通じる」と言ったことだと思います。例えば、マンチキン
3が、ドロシーの指輪に気付いて、「あっ!」と叫ぶ。本当に驚いたのであれば

「あっ!」の叫び方が違ってくるのではないかということです。叫び方によって全然
違ってきます。というようなことをマンチキンたちの台詞で練習しました。これは他
の役においても同じです。

 前回の「羽衣House」で演じたチャーリーさん。「今まで観たこの人の役の中
で一番はまっていたんじゃないかと思います。」という劇評を読んで嬉しくなってし
まいました。オズもはまり役だったと言われるよう頑張ろうと思います。

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