今月のクローズアップ
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[2004年03月]
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田中麻佐恵さん
みなさん、こんにちわ。カエル大好き@田中麻佐恵です。
もうそろそろいい歳なんで、ちょっとは名前だけでも落ち着こうかなぁと思い、今まで劇団で使ってた「田中まさえ」から漢字の「田中麻佐恵」への改名大作戦を実行しているものの、悲しいかな劇団員はだ〜れも「麻佐恵」って字を使ってくれません(T.T)
もういっそのこと、「かえる」って芸名にしてやろうかとも密かに思ってたりします。
それはさて置き、1995年早春、わたくしは東京都日野市に引っ越して参りました。
それまでは近藤勇の出身地に居をかまえておりましたもので、今度は土方歳三の所にしようかしらん?なんて思った訳では、まったくなく、ただ単に中央線沿線に住みたかったので、京王線沿線から引っ越してきたのであります。
別段、当時の日野市に知り合いもおりませんでしたので、日野市の情報を収集すべく、ぼ〜っとお役所発行の広報などを拝読しておりますと、劇団「ひの」って団体が「銀河鉄道の夜」の公演メンバーを募っているという記事を見つけまして、ふらふらっと劇団「ひの」にやってきたのが、劇団との出会いなのであります。
そう、ふらふらっとやってきたんですけれども、劇団の年間スケジュールのうち、半分くらいしか参加しないであとの半分は世の中をふらふら渡り歩いておりますもので、このクローズアップにわたくしが登場していいものかどうなのか、神妙な面持ちでこの紙面を書いておる次第でございます。
「ここに公開する文章といたしまして、何を書けばいいんざんしょ?」と尋ねましたところ、わたくしと「劇団との関係を絡ませながら書いてください」と注文されましたもので、それならば書いてみようと思案いたしましたが、にっちもさっちも面白い文体が浮かばないのでございます。
ただ時間だけがだけが過ぎてゆきました。おょょょょ・・・。
で、次に考えましたのが、演劇への暑い、あ、違った熱い想いを語ってみてはどうか?ということでございました。
しかし、如何せん、もうわたしも歳も歳ですし、熱い語りは若い衆たちに任せて、という思いに駆られ、これも断念してしまった所存でございます。
そんじゃあ、ここはひとつ、手前の演劇経験などを語って聞かせあしょう!と言ってみても、まぁ他人にとってはど〜でもいいような話を徒然と書くのも痴がましいと思い、個人的に却下しました。
では、これなんかどうでしょう?
「田中麻佐恵の劇団への取り組み方」
・・・・・。
・・・・・。
・・・・・。
タイトルからして堅い、堅すぎる。こんな立派なお題に見合う内容が田中麻佐恵に書ける訳がないので、駄目ですね。
あ、ちなみに、わたしは自分の名前を名乗る時は、相手がどんな身分の方であろうと、決まってフルネームをノッケから宣言するんですが、「まさえ」ってどんな字って聞かれると、説明するのがメンドーだったので今まで「まさえ」は「ひらがな」だ!と言ってきたのであります。
その所為で、わたくしの名前が本当は漢字なんだ!と知っている劇団員も少なくなってまいりましたので、改名大作戦を実施中なのでありまする。
あ、でもそうこうするうちにこの紙面もだいぶ埋まってきたんじゃないんですか?
嗚呼。結局劇団のことはなんにも書きませんでしたね。あ!ハイセンスな小道具作りの秘話とか書けば良かったのかなぁ?(プッ!今時「ハイセンス」って・・・。アハハハハハ)
今回の文章構成は「擬似上品似非日本語大正浪漫風」でおおくりしました。
次回「カエルなわたし」をお楽しみに♪(←ウソ、次回はないです。)