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今月のクローズアップ
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[2006年11月]
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高木忠博さん

さくら組について

 もっともっとこのまちの人たちとともに歩んでいきたいという劇団の想いと、その劇団をしっかりと支えていきたいという人びとの想いがひとつになり、1996年11月、劇団「ひの」応援団さくらぐみが誕生しました。
そして、この秋10周年を迎えます。

 10年。いろいろなことがありました。
劇団もひと回り大きな舞台を広げてきたことは言うまでもありません。
その劇団とみなさんをつなぐという意味においては、さまざまな試みを行ないました。
秋の夕べや新年会では、ジャズ・ボサノバ・落語・手品といった多彩な催しに興じながら、交流をはかることができました。
お花見やキャンプでは、一緒になって笑い騒ぎました。
さらに、公開げいこや共同作業では、劇団の創造活動の一助にもなれました。
ついには、ほんとうに舞台に立ってしまった会員も、一人や二人ではありません。
思い起こせば感無量というところですが、事務局の顔ぶれがあまり変わらず、「年をとったなあ」という感もまたしきり。
でも、10年続けてこられたのは、ひとえに、みなさんの支えがあったからだと思います。
ほんとうにありがとうございました。

 そして、一昨年、さくらぐみは新しく生まれ変わりました。
「芝居を観る」という原点に帰り、そこを基軸に活動を組み立てています。
ニュースや観劇券も好評で、会員数も着実に伸びています。

 これからも、みなさんと一緒に劇団を支えていきたいと考えています。
次の10年、ご期待ください。