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今月のクローズアップ
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[2016年8月]
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高橋 桐梨さん
私が劇団ひのを知ったきっかけは、小学校の時、友達の誘いで合唱団のことを知り、見学の連絡を間違えてかけた時でした。また、日野に劇団があることを初めて知りました。とりあえず、話を聞きに佐藤さんと会いました。
音楽は好きでしたが、人前で話すのは恥ずかしいので、正直あまり興味はなかったです。でも、話を聞いていくうちに歌やダンスがあり、面白そうだと思うました。
初めて出たのは「龍の子太郎」でした。
子供たちが少なく私ともう一人の子が最年少でした。歳は近いといっても他の子は中学生。初めて、先輩を見たような気がしました。
初めて本格的な演劇を体験しました。正直、当時の事はあまり覚えていません。でも、本番の達成感は鮮明に覚えています。
今思えば初めての連続でした。
中学生になり吹奏楽部に入りました。吹奏楽部は毎日練習がある部活で、劇団をやっている暇がなくなってしまいました。中学3年生の時、妹がやってみたいと言ったので私もやろうと思いました。2回目はブンナで、今度は子供たちが多く私が上級生でした。吹奏楽があり、あまり練習に出ることができませんでした。なので、子供たちとも話す機会が少なく、友達にな
れるか心配でした。でも、子供たちの方から話しかけてくれました。とても嬉しかったです。バレエもやっていて部活も練習を抜けることが多く、顧問の先生にどれかを選びなさい。とよく言われていました。人生は選択なのかなー?なんて思いました。3回目は今回のオズで、無事に高校生になって出演することができました。高校でも吹奏楽を続けていきます。練習の両立は難しいと思うけれど、二つとも好きなので頑張りたいです。
劇団ひのは演技をするだけでなく、転換やプロンプなど裏の仕事をみんなで分担しています。裏の仕事はなかなか見れなかったり、体験することができないので、勉強になっています。また、裏の仕事があるからいろいろな人達と話し合ったりすることができて、絆の強い仲間になっていくのだと思います。
私は将来、音楽に関わった仕事につきたいです。あまり耳は良くないので、演奏よりは舞台の音響や照明、アニメが好きなので効果音などに興味があります。劇団に入って裏でこんなにも忙しく働いている人がいるんだと知った時、音響や照明にも興味を持ちました。
まだ高校1年生でも、大学や専門学校をみて絞っていかないといけないので大変です。ちゃんと将来に向けて考えていかないといけないと思っています。
家族でやっていて、親と妹がいて、心強いです。セリフや踊り、歌が一緒に教えあえることができるので、自分も早く覚えることができます。
高校生から劇団員となり、冬の公演にもでます。夏の公演よりセリフが増えると思うので、しっかりと覚えたいです。難しい話でもちゃんと理解して、舞台に立ちたいです。